雨のち晴れ
ハピナス様作
ガラス越しの景色は
不鮮明なまま
気持ちも不確かなままで
目の前が見えない
何かに戸惑って
何かに支配されたように
そんな雨の日に
貴方から届いた一枚の風景画
懐かしさが漂っていて
微笑みになれる絵には
海の青も山の緑も
すっきりと輝いていた
貴方の心を映し出したように
彩りはきらめいていて
君の心の不安を忘れさせるよって
力強い筆運びを感じられた
何を悩んでいたのだろう
何を信じれずいたのだろう
降り続く雨がやんで
青空がゆっくりとさしこんだ
やがて透明になっていく
今度は心のキャンパスに
貴方と私の
奏であう色を描いていくから
この空の青に負けないくらい
鮮やかに描いていくから
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2006.06.22日 Hapinas様作
コメント:降り続く雨に、晴れ間が見えたら、景色が透明に感じる。貴方とつつまれたい透明な時。

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