風 花



遥かなる 無限の舞台

風たちが踊る 空の大回廊

まわり舞台を 舞いおりる 風花

地上にたどり着くと 静かに姿を消してゆく




             "
春" 空がコートを脱ぎ捨てると

              地に消えた 風花が現れ 

              桜の花びらとなり 

              一面の空を 薄紅色に埋め尽くす


             

                                 
散りゆく時を知り

                                   風に寄り添う 花びら

                                   再び季節の先へと

                                   舞いながら おりてゆく

  


  
  
大空を

    寄り添う風に 身を任せ

       風花が舞う 無限の舞台
   

                      2006.04.11日 terutaka


  
※コメント:風花とはお天気の日に、風に舞う雪とある。地上にたどり着けば静かに姿を消す運命!
    春 サクラの花びらに姿を変え、再び風花となって舞い降りていく。優雅な舞を見せながら

              


   



       風 花

                                         はぴなす様
                                       

あの過ぎ去った季節は

粉雪が舞って

白い花のように

私の中でとけていった

風花のよう

面影がいつしか儚く消えて


粉雪の

天使の微笑みを

いつしか心に忘れたまま







          やがて巡り来た季節は

          花が舞って

          薄桃色につつまれて

          私の中で降り積もっていく

          満開の桜に

          姿をもう一度さがして


          花びらの

          天使のささやきを

          やがて心に刻みながら  


  あの日の

  粉雪の天使たち

  そして今は

  桜の花びらの天使たちが

  貴方へと導いて

  儚く消えてゆく記憶でも

  胸に残って

  桜の花言葉のように

  心美しき貴方だから...  
 



       あの日の言葉を忘れない
 
        「とっておきの場所は

         冬の風花も春の桜も

         とても綺麗なんだよ

         ふたりで見ていよう」と...
             2006.04.14 ハピナス 様作


★コメント:風花は晴天に、花びらが舞うようにちらつく雪。 花びらがはらはらと舞い、
 雪のように去った貴方を重ね合わせ思い出して・・・。