カナダの鉄道は面白い

 バンクーバーからトロントへ3泊4日で行く大陸横断鉄道(VIA)

寝台車の個室は専用トイレ・洗面台・クローゼット付きで強固なイスが2個置いてあった。
食堂車からもどってくると、部屋は2段ベットになっていたが、揺れもなく寝心地のいい
寝台だった。各車両にシャワー室があると聞いた。

出発前の長い列車 
食堂車は2台 展望車もある
ディナーはフルコース
 今夜のフィレステーキは最高の味
寝台車で1泊して、ジャスパーで下車



 急勾配を解消するために作られた2つのスパイラル(螺旋形)・トンネル

下図の説明板にある2つのトンネルの1つ、展望台から見えるトンネルの長さは891m。
226度回転して17m下がる。私達のバスがこの展望台を通りかかると運良く長い貨物
列車がトンネルに入り、珍しい光景を見ることが出来た。

ジャスパーで見た貨物列車を数えると
103輌編成。120輌のもあるという
トンネル展望台にある説明板 赤い機関車がトンネルを出ても
青い後部はこれからトンネルに入る


★ 面白いのはもう一つ   坂道をバックで上がるバス

 観光バスは長く大きな車体。
左のくの字に曲がった道は、
曲がることは出来ない。
 ここには、「
バスはスイッチ
バック走行」と、図解した標識
がある。
 曲がり角へ来ても
誘導者はいない。後尾を岩に
ぶつけないよう勘と技量の運転だ。
上り道のバックでも、下り道の
バック走行でも見事なハンドル
裁きの運転だった。




 野生動物との出会い

カナディアン・ロッキーの魅力の1つに、野生動物が自然のままに暮らしている姿が見られることで
あろう。バスが進む前の
道路に車が止まっていると、その近くには動物がいる。今度はなにがいる?
どこに?とバスから探す場面が度々あった。

ルイーズ湖畔のリス タカカウ滝への道でイタチ マウンティン・ゴートの母子 土に含まれるミネラルを求めて
道路端にミュール・ジカの群 グリズリー・ベアが通っていった
ここにもミュール・ジカ ビッグホーン・シープ
6頭もいたが写したのはこれ





 ロッキーの花たち

6月下旬。まだ少し時期が早かったのではないかと思った。バスで通り過ぎ
観光地に降りるだけでは逢えなかったのだろうか。

今が盛りのワイルド・ローズ
湖畔に木陰に咲いていた
インディアン・ペイント・ブラシ
咲き始めで2か所で見つける
シュラビー・シンクホイル
キンロバイに似る 良く見かけた
バンチベリー。ゴゼンタチバナに
似るが大きい。湖畔に群生
ハートリーフ・アーニカ
ウサギギクに近い種
ショウィー・ロコウィードー
オヤマノエンドウに似る。土手で
レッド・ヘザー
エゾツガザクラに近い種 
ホワイト・グローブ・フラワー
ハクサンイチゲに似た花




 国立公園の保護

カナディアン・ロッキーには自然を求めて多くの人々がやって来ている。観光、トレッキング、
スキー等々、その人々の要求にこたえて、いろんな施設が整備されている。でも、壮大な
景観を損なう土木工事などはほとんど見られない。自然は自然のままに、崖崩れでも倒木
でもそのままである。野生動物の生態系を壊す道路には特別な施設も作るなど、国立公園
制度によって手厚く保護された自然であると感じられた。ゴミ箱の作り方にも工夫があり、
私達の小屋での食事にも、レインジャーの監視の目が行き届いていたと聞く。


鉄製のゴミ箱・取っての中に手を入れ
手前に引くと開けられる。熊封じ
雨に降られて入った小屋での
ピクニック・ランチ。ガスでおでんを温める。