パターン拷問としての人体実験像

この実験のひとつの特徴に、標的者がどこにいても、決して絶やさずに暴行が加え続けるという点があります。京都大学においては、講義やガイダンスといった、加害教官らと接するほぼすべての機会において、スパイ情報を元にした言動暴行を受けています。暴行は非常に計画的なものです。大学をさぼりがちであったことから、幸い、明確な認識にいたらずに済んだようです。後年、教育学部や物理学科の講義により出席日数が増えて、定期的な暴行も増加しました。テレビ番組を通して、被害を認識した後に入った北大の大学院では、最初の年は、一部の北大教官と、学会や集中講義などの、他大学教官と接するそれぞれの機会が、暴行のために有効に利用されました。大学教官は、学生から反発を受けにくいという点を悪用しています。精神ダメージによる弱体化が進んでいました。翌2000年になると北大の学生の関与が目立ちはじめました。この年には、私の行動範囲すべてにおいて、スパイに内通する加害者が潜入し、暴行が加えられる状況が完成されていました。こちらがもともと名前も知らない、その場一度しか会わない人物が、加害者になることもありました。学生の控え室にも、前もって下工作がされていました。法事や文化センターの見学、知人との飲み会といった、単発のイベントでも、適宜の人物が暴行に加わりました。そのなかには、宇宙飛行士M氏の北大訪問も含まれます。国内各地の学会に参加すれば、特に名のある教官が、暴行に参与している。このことは、比類なき残虐な拷問実験が、大学に深く根を下ろしている実態を反映しているものとみられます。

特定の精神暴行の手法を、長期間にわたって継続するという点が共通してみられます。私の場合は、読心を含んだ個人スパイを元にして、ありとあらゆるメディアによる暴行が、古くから日常化していたようです。大学関係者、交友関係、親戚、店舗従業員などの広い範囲にわたる人物の加担、適宜の見知らぬ拷問従事者によって、逃げ場のない状況が作り出されました。痛めつけと圧迫の徹底により、後年は、対人的にひきこもらざるをえなくなったため、ヘリや救急車によるところかまわぬ騒音が、代わって日常的な圧迫による追い込み手段になりました。脳音声を受ける被害者の場合も、場所や時によらず暴行を加えられるという点が、大きな特徴になっています。広範な攻撃に見舞われるため、被害者は社会的にも身体的にも、大きな損失を受けます。

犯罪者によって犯罪者が再生産されているという現状を、いち早く食い止めなければなりません。被害者の受けている苦しみが広まれば、社会に容認されることがない、このようなテロリズムに与するものはいないと、私は信じています。

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