洗脳を脱却しよう



オウム現象について

 あの事件からいつのまにか11年もたちました。京都に住んでいたせいかは知りませんが、地震が起こるなど大変な年でした。あんまり宗教には関心がなかったので、世間が騒ぎになるとは思っていませんでした。新聞とか読んでなくても、市内にラーメン屋を出店しているとか、知人からいろいろなうわさが伝わってきました。マインドコントロールという言葉が、とにかくはやり言葉になって、教祖のアニメを見せてるとか、ヘッドホンで何かを聴かせ続けているとか、宣伝に利用されているとか、テレビでやっているのを見ました。自分の受けている被害が、マインドコントロールとよばれているのは、外国のホームページでわかったんですけど、オウム事件とはあんまり関係ないんじゃないかと思っていました。ただあのころは、オウムが○○省とかいうのを設置しているという話を聞いて、自分もオウム世界に住んでいるような感じがしたりしました。知人の話に笑わせられていました。



間違ったことを吹き込むのが殺人

 被害者はきっと大きなショックを受けているはずです。わたしも、思考が読まれているとわかったときには、世界がひっくり返ったような驚きがありました。 そのうえ、とめどない拷問が続いて大変な苦痛を味わっていると思います。

 少し前に、宗教団体からの脱会の逸話を見ました。私たちの受けている被害とは違うと思っていたんですが、最近になって、本質的におなじなんだということに気づきました。ひとつ知っておいて欲しいのは、人を精神的に痛めつけるためには、その相手の心の中に入らなくてはならないということです。上の例でいえば、教祖のカリスマアニメということになるのですが・・・。

 私たちが形容しがたい苦しみを受けているトリックは、被害に気づくとっくの前から仕込まれています。思考を知られていたとしても、それがあたりまえだったら苦しくないというのはわかりますよね(やはり大変か?)。犯罪者のやっていることはディスエデュケーションと呼ばれていて、習得したものをぶちこわすようにできています。現在のところそれを逃れる方法がありません。生き残るにはスーパーなやり方が必要で、実は、本当に心理テロの生存者がいるのかわかりません。宗教団体のケースと比較して非常に大変なんですが、本来の意味での洗脳を脱却するより死なない方法はないとおもいます。心理破壊攻撃の影響は、生後から受けた一切の精神介入の克服を否応なしに強制されます。例えば、教育やメディア情報などは、幻想社会に固執しているかぎりは効力がありますが、全く想定しないしれつな心理攻撃には地雷原になります。今まで受けた一切の精神介入が、自己破壊プログラムとして動作するように、心理攻撃は組まれています。

 現在機能している社会システムすべてが被害者殺人の要素になります。宗教団体の人は脱会して故郷に帰ればいいらしいのですけど、私たちの帰る場所は、はっきりいってありません。だから、いまのところ、被害者が生存できる機構というのは、社会にはありません。幻想社会に寄生しているすべての人が加害者といって差し支えありません。被害者はスパイに取り囲まれ、めった殺しにされています。安全な場所はないです。洗脳を抜けでてもまだそれからなんです。

 かつての、収容所などで行われた人体実験では、被害者と加害者が殺し合うといった、妥当な結末が存在していました。だからこそ、映画にすることができたのでしょう。本当の恐ろしさを書いたものはありません。戦後、原爆問題などの陰に心理テロを隠した人たちがいます。そのことが、歴史上この上ない悲劇を拡大しています。



電磁波が地球を救うように祈りましょうか

 遠隔ビームの力は人類にたいして絶対的のように感じます。神のようなと別のところに書きましたが、これに匹敵するものはみあたりません。もし、これを本物の神だと思って世界を見ますと、地上では悪人たちが無神論を標榜して人々を苦しめ、悲劇的な状況が続いているということになるでしょう。電磁波が人間を創造したと聖書に書いてもらいたいくらいです。社会が虐殺で充満しています。



(つづく) 

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