被害者の心のケアについて

組織暴力被害の被験者が精神的に立ち直ることは、急を要する問題です。この問題には、医療面と犯罪被害という両面から、検討していかなくてはなりません。奪い取られている、社会的権利の回復も、重要な問題であります。被害者の会への参加は、私にとって、とても大きな役割を果たしました。同じような被害を受けている人が、他に一人でもいることは、心強いことです。人体実験の手口を分析することも、マインドコントロールから立ち直るために、非常に効果的と考えています。この問題には、相手が見えない恐怖がありますから、行われている加害行為の目的を明らかにすることで、平常心を取り戻すことに結びつくわけです。いうまでもなく、被害者に対する周囲の理解は、きわめて重要です。もし、被害者に身近な方が読んでいましたら、くれぐれも話をよく聞いてあげてほしいと思います。

☆追記 被害者の会に参加してから半年がたち、やっと平常に近い生活ができるようになってきました。どうやら恒常的な不安から抜け出すことができたようです。これからは、いっそう被害者の支援に関わっていきたいと思っています。被害者の証言を妄想扱いするなどの、医療関係者による虐待や迫害はあまりに甚大です。私たちが受けている攻撃は紛れもなく「体験」であります。上のような誤った取り扱いは、場合によっては致命的損傷を与えることにつながります。医療従事者は一体どうやって現在までの愚行を償うつもりでいるのでしょうか。職業的加害者発生の連鎖を断ち切らなければ問題は広がるばかりです。
 継続的な精神侵略によって被害者は弱体化されていることから、ストーカーなどによって必要以上のダメージを受けてしまいます。被害者が苦痛を受けている様子は、脳の活動の変化として観測されます。このことから、加害者側はより効果的な圧迫方法を常に選択しています。対策として重要なことは、まず被害を可能な限り避ける、そして加害者の意図を見抜くことです。資料を通して問題を理解することは、不安を一掃するために非常に有効です。一日のうちで一番ゆとりのある状態を基準として、何が圧迫の要素になっているのか。できるだけ自由にものを考えてください。問題は絶対に終結させます。

☆ 医療機関対策を考えています。現状では、かかりつけ医など、診療科目にこだわらずとにかく信用できる人物を頼るのがよろしいかと思われます。医療機関別の対応の良し悪しについて、情報を集めたいと考えています。被害者の多くは過度のストレスによる神経的症状を呈しています。回復のために第一に必要なことは安静です。被害やよけいな負担をできるだけ減らして療養に努めれば、平常の生活に近づきます。長期間の攻撃は、自覚しずらい深層にまでダメージを及ぼしています。脳や意識は小さな力にも影響されてしまうので、損傷から完全に立ち直るにはかなりの時間を要するでしょう。

 弱者への虐待を防ぐ薬が必要である
介護老人に対する虐待の問題がときとぎ話題になっている。高齢者や子供にたいする成人のような、強弱の関係は、医療の現場においても生じている。脳や精神に傷害をうけたものらは、特に、自立困難な弱者となってしまう。医師の治療に文句をつけたら、被害妄想と言い張られるといったケースは、日常的にあると想定される。不必要な行動制限を受けたり、適切でない薬を投与されても、長い間変わらないこともあるだろう。扶養者にはこびをうって、患者は放置する医師。弱者への虐待を防ぐことは本質的に難しい。精神医療に関しては、虐待に抗するような社会的気運さえ感じられない。医療の政治的悪用を防ぐためにも、制度的な対策が必要である。現在の不透明な実態では、手抜き治療をして、患者から診療代を取れるだけ搾り取ったとしても、公にはならない。入院患者の意見に耳を傾けてみるような、おおらかな改革がほしい。

参考資料 1

氷山だいとさんの、旧サイトの記事の転載

氷山さんのサイトが復活しています!こちらです

  1. 監視に対する恐怖の克服

    内容 ストーカー的被害を受け続けたり、加害者の姿がわからないことによる、恒常的不安。特定の状況・人物・場所で・被害を受けることにより、そういった状況や、人、場所に対する恐怖を持つなど。脅し、身の回りにおける不可解な事故など。

    私の体験 被害を認識した当初、自分の視覚を読み取られていると思い込んだため、顔を知られてしまうと思い、鏡を見ることに恐怖を持った。テレビが点いていたり、テレビラジオのそばを通るときに、悪寒がする。お昼の人気番組の時間になると、テレビが点いていなくても、生でスパイされているのではと、恐怖心をぶりかえしてしまう。対人的加害者の数が非常に多いことにより、日常的に恐怖を強いられた。

    対策 被害を受ける状況を、可能なかぎり排除し、回復を待つこと。一年ぐらいは、平穏な状況に逃れたほうがいい。大学で、被害を受けている場合には、休学するのがよいだろう。企業でも、休職できる場合は、そのほうが望ましい。被害者の会に出席し、他の被害者と交流を持つことは、効果がある。加害者が金品の強奪や、殺傷などの、すぐに、警察沙汰にされるような行為にはおよんでくることはない。そこは、加害者のいやらしい面でもある。たよりになる医師がいれば、それに越したことはない。内科などの医師でもよい。とにかく、その人物が、信用に足るかどうかが問題だ。うつになった時には、安全で効果の高い、抗うつ薬を個人輸入する手段もある。私の場合、家族のサポートは、ほとんど受けられなかった。近親者が、誠実な対応を怠っていると、かなり苦しまされてしまう。周囲の悪行や社会差別は、被害者にとって最も大きな危険因子だ。

    1. PTSD

      内容 激しい暴行や、残酷な待遇などの強いストレスによって引き起こされる、フラッシュバック現象を特徴とする症状。阪神大震災の被災者や、戦場帰りの兵士らに、この症状が見られたことから、一時話題となった。

      私の体験 札幌法務省人権相談所の、暴力的対応の後、普段外を歩いているときなどに、突然暴力対応のストレスが戻り、虚無感や脱力に見舞われることが長らく続いた。加害者の一人である、出身高校の札幌南高校教員の、きわめて悪質な応対を受けたため、PTSDが悪化し、かなり危険な状態が続いた。遠隔的な被害よりも、こういった対人的な損害が、常に被害者を苦しめている。

      対策 加害者は凶悪な存在なので、無理して一人で立ち向かうのは避けること。この問題は、私たち被害者の団結で、必ずや解決させる。症状が強い場合は、心理的な療法を受けられることが望ましい。犯罪被害者としての、専門のケアを受けたい。この問題を無視しようとたくらむ、職業人がいるのは、大きな社会問題だ。組織犯罪としてある見えないテクノロジーによる被害者の会には、遠慮なく相談してほしい。

    1. 医療機関による抑圧・模擬関係妄想的被害

      内容 医学書によれば、テレビがおかしなことを言ってくるとか、ヘリコプターが嫌がらせをしているといったたぐいの事象は、関係妄想として扱われてる。こういった、観念は精神にとって重大な悪影響を及ぼすことは、医学的によく知られたことだ。問題は、DSMというアメリカ精神医学会の診断マニュアルが、犯罪者にとっての攻撃マニュアルともなっていることである。わかりやすくいうと、医学書に載っている患者の関係妄想的苦痛症状を、対人攻撃のために、そのまま、如実に利用している。もちろんこれには、医学関係者の犯罪への関与という事情がる。被害者が医療機関に被害を持ちかけると、待ってましたというばかりに、証言を軽視して妄想呼ばわりなどする、虐待を受けてしまうことが多い。そういった経験により、更なる精神的ダメージを被るのも、人体実験の1つのルーチンであると考えられる。

      私の体験 医学書に「テレビがおかしなことを言う」というのは、病気の症状だと書かれていることを、被害を認識する前から、あらかじめ知っていたために、病院に入れられてしまうのではないかという恐怖から、公言することを極度にはばかった。キャロル・スミスさんの論文は、まさにその点を突いている。この種対人攻撃に、継続的にさらされたため、過敏に脅威を感じるようになり、社会生活を困難にさせられた。医学書を悪用する、犯罪者や知人も多数確認される。

      対策 国内の今の時点では、被害者同士で、状況を話し合うことが最善ではないか。この問題に対する、専門的なカウンセラーなどを雇用する必要がある。真剣に犯罪と向き合う意思のないものに相談しても、たぶらかされているというだけで、苦痛をより大きくするだけだ。被害を全く受けない状況に、長期間避難していれば、上に挙げたような、種類の観念を取り除くことは難しくない。しかしながら、多くの被害者にとって、そのような、加害者のいない、理想的な状況を獲得することは難しい。被害を受けているときに、圧迫される感覚があるならば、なるべくそのことから、気をそらすテクニックを身につけること。平穏だった過去の平和な生活を思い出してみるとか、無心になるような訓練をしてみるとよいだろう。

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