2007/10/15

こどもたちよ 命を見つけて


誰も君の人生を支えることはできない。
だが寂しかったら、繁華街じゃなく朝のフィールドに出てください。
頼りがいのない誰かをあてにしてはいけません。
それよりも昆虫採集してみませんか。
何も遠くの山まで交通費をかけて出かける必要なんかありません。
君が住む町はどこですか。
外に出て、民家の生垣や庭先の花や葉裏を眺めていると、小さい命が君に見つけてもらいたくて出てきます。
君はそれを家に持って帰って育ててみたって構わない。
なんだかわからない生き物に出会ったのなら、図書館で調べてみませんか。
その出会いこそ君にとって、新しい希望の命の輝きです。
いろんな生き物に出会って調べれば調べるほど、いつか君の心を苦しめていたつらい出来事も悲しい体験も過去のものになるでしょう。
どんなに酷い目にあったとしても、君は君自身を抱きしめて許してやれば良いのです。
立ち止まらず死ぬことなど考えず昆虫採集に行きましょう。
なんでもいいから捕まえてみましょう。
頭でものを考えないで、言葉なんか忘れて、虫を追っかけて走ってみましょう。疲れて何も考えられなくなるまで。
寂しさは生き物との出会いの喜びと共に幸せに変えられます。
おとうさんもおかあさんも時間をつくってこどもたちに寄り添って昆虫採集をしませんか。
叱らないでテストの点数のことは忘れてひとときだけでもこどもに還って昆虫網を振ってみませんか。
こどもの笑顔を見たいと思いませんか。
明日のことを悩むのでなくただいまは外に出てフィールドでひたすら虫を追いかけていましょう。気がつけば今日とは違う明日がもう昨日に変わっているでしょう。
明日、明日、明日をあきらめないでください。
苦しくなったら昆虫網を担いで朝の空気を吸いに行きましょう。
明日を信じて、明日になれば、君は生まれ変われる。何度でも。
 
 
 
 


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