谷川岳(1977M)-熊穴沢-スキー登山(2005年4月28日)




谷川岳ロープウェー駐車場(標高750M)に午前5時半頃到着。目覚まし時計を忘れ、午前8時前に起きる予定だったが午前9時過ぎまで車で仮眠をしてしまった。ロープウェー乗り場で天ぷらうどんの朝食を取り、ロープウェーに乗り、天神平スキー場(標高1320M位)に向かう。足慣らしというか、今シーズン始めての兼用靴だったのでその具合を見る為に高倉山ゲレンデを1本滑る。スキー靴に慣れていた私には、やはり兼用靴は柔らかいなと思う。

出発予定時間が大幅に遅れたので急いで天神峠リフトに乗り天神山(標高1502M)に向かう。午前10時30分頃、天神山からスキーで熊穴沢のコル(標高1420M位)を目指す。熊穴沢のコル少し手前で一部雪が無く板を外す。ここからザックにスキーを取り付け兼用靴で谷川岳山頂を目指す。

谷川岳山頂-トマの耳(1963M)-には途中2度ほど小休止した後、午後1時頃着く。山頂で昼食をとる。山頂から本日の第二候補のマチガ沢(四の沢)を偵察するが、それらしいドロップポイントが2つあり、私にはどちらが四の沢なのか判断できなかった。もし間違えて下ると取り返しがつかなくなるのと、選んだほうが四の沢だったにしろ、時期が遅くクラックや露岩が露出している可能性が高く危険と判断して、第一候補の熊穴沢を下ることにした。



高倉山ゲレンデ上部か見た谷川岳と天神平スキー場。連休前日ということもありゲレンデはガラガラ。



熊穴沢のコルにある避難小屋、まだ完全に雪に埋まり、煙突らしき物だけが見えます。
地図によると避難小屋よりほんの少し天神峠よりにある沢を熊穴沢と記してありますが、
山スキー書では避難小屋にある沢を熊穴沢とし滑降ルートとして紹介しているので私は避難小屋
から滑ることにする。どちらもほとんど差はないです。


大斜面手前の最後の露岩から山頂を見る。ここでおにぎりを1こ食べる。ここから山頂まで50分位。
山頂から滑降してくる場合、この露岩を目印に下ること、フォールラインに沿って左(この画像だと右) に下ると西黒沢本谷に入ってしまいます。




山頂からほんの少し西黒尾根を下った地点から見たオキの耳(1977M)。ここからマチガ沢に
滑降する人(スキー、ボードともにあり)がいるらしいが、私には到底できません。
またご覧のようにこの時期では露岩やクラックがあり不可能です。滑降の記録は露岩などが
ない厳冬期のパウダーの時みたいです。



トマの耳(1963M)から見た四の沢。中央の斜面なのかその左の斜面なのかどちらが四の沢?
どちらも下のほうが見えず、露岩、デブリ、クラック等が急斜面をふさいでるのではと思い諦める。
ここはパウダーの厳冬期にいずれ滑降しようと思ってます。






トマの耳(1963M)から待望のスキー滑降の始まり。大斜面上部か見た天神尾根。ここは間違っても
フォールラインに沿って下まで下らないこと。西黒沢本谷に入ってしまいます。時期が早ければいいですが この時期だと10年前に下った時の様に途中にクラックや滝がでています。今年の西黒沢本谷の滝付近の画像も撮ってきました。今年はデブリも多かったです。

画像中央右が最後の露岩で、露岩を過ぎたらすぐに天神尾根の西側斜面をトラバース気味にスキー滑降していけば、容易に熊穴沢避難小屋に着きます。(露岩から熊穴沢避難小屋まで天神尾根沿いに進むと一部雪がなくなっているので、下りは西側斜面を選べばスキーを外さないですみます)



熊穴沢上部から下を見る。斜度もそれほど無く容易です。沢端のほうにクラックが時々顔出しているのでそこを注意して下る。快適だったのは大斜面と熊穴沢、西黒沢本谷に合流してからはデブリが沢全体を覆っていたり、雪がボコボコで快適滑降とはいえませんでした。やはりここは3月位までが旬なのかな?



熊穴沢中間部から上を見る。こんへんから雪が少しボコボコになってくる。画像右上のように急な斜面はこのように雪が割れてくる。下が見えない急斜面を滑降するときは注意が必要です。



西黒沢本谷合流付近。この付近から斜面のボコボコが顕著になってくる。斜度がゆるいので難しくは無いが快適とはいえない。オリジナル画像で見ると雪のボコボコ具合が良く分かります。中央のブロック雪は高さ2M位。



最後は田尻沢滑降コース(フェンスの左)と合流して高低差1200Mの山スキー滑降を終える。ちなみに山頂から写真撮影しながらのんびり下っても1時間でロープウェー乗り場に着いちゃいます。10年前の5月10日に来た時は田尻沢合流付近から沢が出ていて、スキー靴を脱いで膝上まで水に濡れて渡渉しましたが、今年はまだ完全に雪に埋まっていました。



水上付近は桜が満開でした。車窓から撮った桜です。



この周辺だけに限らず、山スキーで一番怖いのは雪崩です。当日も予定より出発時間が2時間遅れ、雪崩には神経使いました。
仕事柄、出発日も帰宅が午前1時(この時間の帰宅はごく普通)になり、東京を出たのが午前3時半過ぎ。土合口についたのが午前5時半 で軽くスナックを食べ、仮眠したのが午前6時過ぎ、そして起きたのが午前9時過ぎ。午前10時半に天神峠を出発、午後1時山頂着となりましたが、雪崩の危険を考えれば、午前8時半に天神峠を出発し、午前中に滑降開始したかったです。
当日4月としては観測史上過去最高の32度を記録(熊谷付近も帰りには30度以上でした)したところもでたそうで、土合口も午後には20度近くになりました。
山頂からの大斜面を除いて、滑降コースにはブロック雪崩の危険が常時ありました。私はデジカメを胸ポケットに入れて、そこから取り出して撮影しました。滑降途中ザックを降ろしたり、板を外すようなことは田尻沢滑降コースに合流するまでしませんでした。撮影時も耳をそばだてブロック崩壊時には即逃げられる体制をとってました。

次回(5月中旬から6月初旬にかけて)は穂高に行く予定。連休がなかなかとれないので涸沢1泊の北穂沢1本位で終わりそうです。













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