|
池の岳に戻り、振り返ると「平ヶ岳」がよくぞここまで来た、と言わんばかりにやさしく、 そのたおやかな姿で俺を見送っていた。池の岳(姫の池)からの平ヶ岳、下山時に撮影。10日 8時14分。 ![]() 百名山の平ヶ岳(2141m)を鷹ノ巣から池の岳テン場で1泊して往復。 平ヶ岳登山を目指している方は、数多くの画像をWebで見ているだろうから、途中の登山道の画像は張りません。水場やテン場の情報等を書きます。 仕事から帰宅し準備を終えたら午前4時になってしまった。9日は池の岳までなので、焦ることなく4時30分に自宅を出発。東京は雨で24度、新潟県に入るとだいぶ小雨になっていた。8時30分に鷹ノ巣着、気温21度。雨はすでに止み、雲間から時折陽が射していた。自宅から270KMでした。 平ヶ岳は歩行時間が長く、テン泊での山行を計画。一番問題になったのがテン場。どこにあるのか調べた結果、池の岳の水場の近くらしいというのが分かった。ただテン場は狭く、テント数張しか張れないらしい。もし満杯だったら、池の岳の木製休憩所や最悪、平ヶ岳の山頂(2張り可の情報を得る)も考えた。入山者の少ないお盆前の平日を選んだのはそのためだった。ちなみに9日の入山時は、テン泊3パーティと日帰り1パーティとすれ違うのみ。 さすがに行程が長く、よほど早立ちしないと日帰りは無理。日帰りで早立ちするには、前日までに鷹ノ巣で泊まる必要がある。どうせ2日要するなら、池の岳で泊まったほうが良いと判断。天気がよければ満天の星空やご来光が拝めると期待していた。星空はガスでボツ。ご来光は寝坊してボツ。9日は寝不足で夕食後19時30分には寝てしまう。テント内で気温15度、気持ちよく寝入る。目が覚めたら午前5時。しまった、寝坊した、天気はとテントから顔をだすと快晴。とりあえず平ヶ岳をピストン。テン場に戻り朝食。テン場を汚さないため、米粒ひとつ残さず朝食を終える。コッヘルも紙で拭き、持ち帰る。 大便に関して。鷹ノ巣〜台倉山間なら紙だけ持ち帰り、台倉山〜平ヶ岳間は大便も持ち帰ると決める。携帯トイレ2つ持参。実際は9日に下台倉山付近で用を足したので紙だけ持ち帰る。 水場に関して。台倉清水、白沢清水に関しての記述は多いが、池の岳の水場はなぜか記述が少ない。前日雨が降ったせいか、どの水場もそこそこの水量があり、冷たくおいしく飲めた。特に白沢清水はマグカップ等で湧いてくる水をすくって飲むと実においしい。池の岳の水場は水場上方にテント張る輩がいるからか、火打の高谷池テン場のように池塘の水だからなのか、煮沸が必要と記載されているガイドブックもあるらしい(未確認)。なお池の岳の水場は記載されていない地図がほとんど。当方はそのままがぶ飲みしました。水場の画像はページ下に張りました。 平ヶ岳全般の情報については平ヶ岳ホームページから、テン場の情報は主に梁山泊倶楽部「平ケ岳」登山記録から、得ました。ありがとうございました。登山計画で大変参考になり充実した楽しい山行ができました。 登った感想:さすがに距離は長い、往復20KM以上あるので日帰りではかなりキツイ。1泊でちょうど良い感じ。ただし小屋がないのでテン泊のため荷が重くなる。鷹ノ巣からの登山者は少ない。9日に4パーティとすれ違い。10日も5人くらいとすれ違っただけ。土日はもっと多いと思うが前回の苗場に比べれば格段に少ないと思う。 鷹ノ巣からの日帰りは無理、テン泊は重いから嫌という方たちは、裏登山口(登り3時間位)を利用するらしい。裏登山口からの登山者は鷹ノ巣からの数倍多いと言われている。現に当方テン場でテントを撤収していたら、たまご石の方から数名が軽装で登ってきた。3時間で登ってこられるなら、健脚者でなくても日帰りで鷹ノ巣にも下れる。自分は山でのテン泊は好きな方だから裏登山口から簡易日帰りをしようとは思わなかった。ただ山でテン泊するなら自然を傷つけない、汚さないように気を付けている。 6月の光岳に比べて:距離は長いが登り下りは楽。平ヶ岳は展望が利く尾根歩きが多いので気分的に楽。ただし晴れると暑い。昼でもうす暗い森林が好きな人には光岳の方がいいのかも。平成19年に新しい木道がかけられたみたいで、7月の苗場などよりぬかっているところは少なかったです。 8月9日:鷹ノ巣P(8:30-9:12)→池の岳 (16:56)→たまご石→池の岳テン場(18:00頃) 1日目の累積標高1646M(登り)、−454M(下り)。距離12.1km。 8月10日:池の岳テン場(5:30)→平ヶ岳(5:55-6:20)→池の岳テン場(6:40-7:45)→池の岳 (7:55-8:15)→鷹ノ巣P(13:57) 2日目の累積標高456M(登り)、−1649M(下り)。距離12.08km。 下の画像の時刻は、そこに到着した時刻ではなく撮影した画像のタイムスタンプ。腕時計と数分の時間差あり。なお写真撮影の為、若干時間が余分にかかってます。GPS高度は実際の標高と数メートル程度の誤差はあります。また、帰宅後、画像のタイムスタンプとGPS軌跡のデータを基に標高を記している時もあり、撮影した画像地点の標高は参考程度にしてください。 『気象人』の8月10日の天気図を参照する。 国土地理院の平ヶ岳の2万5千分の一地図を参照する。 8月9日(月) 曇り時々晴れ、上部はガス。 鷹ノ巣から7時間40分かけて池の岳(姫の池)到着。やはりガスで平ヶ岳は見えない。風が強く寒い。しばらく様子を見ていたがガスが切れる気配がないので、たまご石を往復することにした。この真新しい木製休憩所はこの画像の反対側にもあり、そこにはテントが2張り張られていた。 9日 17時32分。 ![]() たまご石。夕方からガスってきて遠望は利きませんでしたが、なんとか池塘は撮れました。このあと数分後には池塘もガスで見えなくなりました。 9日 17時32分。 ![]() たまご石と池の岳分岐付近から見た、池の岳水場。中央の白く見えるところが、木の休憩所兼テン場です。 9日 17時53分。 ![]() 8月10日(火) 朝のうち晴れ、のち曇り。 池の岳のテン場。向かって右が水場。水場わきの木製休憩所がテン場のようです。テント4張り可。その少し下の路地にも一応数張可。当日は当方のテントのみ。ただし池の岳山頂の池塘わきの木製休憩所にテント2張り。10日 5時29分。 ![]() 平ヶ岳山頂手前からの池の岳。テン場から20分。10日 5時51分。 ![]() 平ヶ岳山頂からさらに木道を西に進むと「この先通行止め」。見えなかった西の展望が開けてくる。10日 6時00分。 ![]() この山域にうとい私には、視界に入る山々の名は分らないがとにかく美しい。この時期、日帰りでお昼頃着いたらこの景色を見ることは難しい。10日 6時02分。 ![]() 抜けるような青空と池塘と山、素晴らしい景色だ!しかもこの景色を俺ひとりで貸切!10日 6時02分。 ![]() 平ヶ岳山頂湿原からの魚沼駒ヶ岳と中の岳だと思う。実に美しい!日帰りではこの時間山頂に立つことができないので、このようなすがすがし空気につつまれた山々を見ることはできない。10日 6時2分。 ![]() 山頂標識は画像向かって左の木道20M位先。平ヶ岳山頂の木製休憩所、平成19年設置と書いてありました。他の真新しい木道も平成19年設置。池の岳のテン場が狭いので作ったわけでもないんだろうが、休憩所にしては大きすぎる気が....。10日 6時11分。 ![]() テン場に戻り朝食後、テントを撤収して池の岳に戻る。昨日はガスで見えなかった平ヶ岳が見える。すでに雲がわき、間もなく平ヶ岳も昨日のようにガスに覆われるだろう。もう十分に景色を堪能した!さあ下山にかかろう、先は長いが時間は十分にある。10日 7時59分。 ![]() ![]() 8月9日のGPSグラフ:鷹ノ巣P(8:30-9:12)→池の岳 (16:56)→たまご石→池の岳テン場(18:00頃) ![]() 8月10日のGPSグラフ:池の岳テン場(5:30)→平ヶ岳(5:55-6:20)→池の岳テン場(6:40-7:45)→池の岳 (7:55-8:15)→鷹ノ巣P(13:57) ![]()
管理人の「山とスキー」ブログ(2009年6月13日開設) |