月山&鳥海山スキー登山










下の画像の時刻は、そこに到着した時刻ではなく撮影した画像のタイムスタンプ。腕時計と数分の時間差あり。なお写真撮影の為、若干時間が余分にかかってます。GPS高度は実際の標高と数メートル程度の誤差はあります。また、帰宅後、画像のタイムスタンプとGPS軌跡のデータを基に標高を記している時もあり、撮影した画像地点の標高は参考程度にしてください。




月山(1984m)

〜山頂付近では風との戦い〜 2010年5月1日(土曜日)


月山は過去2回ほど6月にゲレンデスキーしたことがある。その時はスキーが上手くなりたいだけで月山登山に興味が無かった。

午前3時に自宅を出る。東北道は渋滞で予定を大幅に遅れて姥沢には10時15分に着く。気温3度曇り。小雪が舞い、風もそこそこ強い。午前8時のスキー場発表値では気温2度、風速10Mとなってました。とりあえずリフト1本滑ることにした。リフト降りて左がコースだが、右に行く人がいたので付いて行く。おお!これはプチバックカントリーだ!上は牛首に続いている斜面だ。モコモコした20センチほどの新雪を滑れてラッキー!

レストハウスで天候待ち。姥ヶ岳上部からガスがなかなか取れないが、天候は回復基調と判断して、12時40分にリフト上駅を出発。シールは着けずつぼ足で登る。姥ヶ岳や牛首の手前までは多くのバックカントリースキーやボードをする人でにぎわっているが山頂を目指す人はいない。私の後から来たスキー板&スノーシューを背負った単独行者と、下山時に1800M付近で会う。彼は天候が回復基調と読んで登ってきたと言う。なんと今日は山頂でビバークするという。

下のTバーリフトの人に、今日は風も強いし、上がガスってるのでやめたほうが良いといわれる。リフトが止まるほどの風じゃないので上もたいしたことはないと思ったが、1900M付近から上はモーレツな風が吹いていた。主稜線では常時20Mを越す風で何度もバランスを崩す。ストックで耐風姿勢を取りながら登る。山頂に着くころから時折ガスが切れる。休む暇も無く早々に下山。主稜線で2回ほど突風で倒される。風が強くスキー板を履けない。こんなところで板を置いたら板が風で吹き飛ばされる。1850M付近まで降りると風も弱くなりスキー板を履き滑降開始。牛首から上はアイシーな部分も多く、シールは利かない、また滑降時には転倒しないように低速で滑る。下はモコモコした新雪。


『気象人』の5月1日の天気図を参照する。
国土地理院の月山の2万5千分の一地図を参照する。

リフト上駅(12:40)→ 月山山頂(15:05-15:15) → 姥沢駐車場(16:00、気温4度)=登り2時間25分、下り45分。

弓張平付近からの月山。上空の寒気の影響で雲がわき、山頂は雲に覆われている。 5月1日9時54分。



とりあえずザックを背負って1本。リフトを降りて右に行く人達がいたので付いて行く。おお!プチバックカントリーだ!トレースはリフト下駅まで続いている。正面が月山。この時点では上部のガスが多すぎてテンションが上がらない。天気が回復基調なのか悪化するかの判断の為、レストハウスで食事して様子を見る。5月1日11時29分。



晴れそうな気配を感じ、12時40分にリフト上駅を出発。20分ほど登り、そこからの月山。雲低が上がってきてもう少しで山頂のガスが取れる。 5月1日13時00分。



牛首付近の尾根からの月山。山頂部のガスがなかなか取れない。風は主稜線手前の1900M付近から強くなったがこの辺はまだ強くない、10M程度。ここから山頂まで1時間強。 5月1日13時53分。



凍りつく月山頂上小屋。ここから山頂は近い、20Mを越す風と戦いながら進む。 5月1日15時02分。



月山山頂。山頂に着く頃からガスが時折切れて青空が広がる。風がモーレツに強い。 5月1日15時09分。



山頂から月山頂上小屋を見下ろす。頂上一帯は風がモーレツに強い。30Mを越す突風で2回ほど倒される。主稜線は平坦地なので倒れても滑落の心配は無い。もし月山が滑落の危険の高いやせ尾根だったら、強風の為敗退しただろう。 5月1日15時10分。



山頂から姥ヶ岳方面。風でカメラが固定できずブレてるかも。風でレンズキャップを飛ばされる。翌日、鳥海山で一眼レフじゃなくコンデジ撮影だったのはレンズキャップが無かったため。 5月1日15時11分。



陽の差し始めた姥ヶ岳。ここまで降りると風も弱く、時折陽も差してきたのでのんびりする。牛首付近より撮影。 5月1日15時38分。



やっぱ青空はいいな!何度もハイクアップして滑りたくなる斜面。見てご覧、この斜面ノートラックだぜ!明日の鳥海山のことを考えて姥沢小屋を目指す。 5月1日15時53分。



姥沢小屋に着く。午前中にプチバックカントリーの方を滑ってよかった。リフト上駅に着くにはかなり上からトラバースしないといけない。そこでプチバックカントリーコースで降りた。午前中、一度滑っているので不安なく姥沢小屋に着けた。 5月1日16時01分。



志津で温泉に入り、弓張平のキャンプ場で泊まることにした。キャンプ場は本日からオープン。残念ながらフリーサイトは残雪でまだオープンしていないため、割高だがオートキャンプ場に泊まる。他にキャンパーは5組位いた。夜間の気温はテント内で3度。写真は翌2日の朝、出発前に撮った写真。 5月2日5時10分。



月山トレース図。リフト上駅から登り、姥沢の駐車場まで下山。





鳥海
鳥海山(2236m)

〜鳥海山は美しかった!全国から山スキーヤーが集まるわけだ〜   2010年5月2日(日曜日)


鳥海山には数多くの登山ルートがある。日本海を背に登り、日本海に向かって滑降する大平ルートを選ぶ。鳥海ブルーラインはこの時期、午後5時から午前8時まで路面凍結等のため下部のゲートで通行止。そのため1日の午後5時までに鳥海ブルーラインゲートを通過して 鉾立の駐車場にて車内泊を予定していたが、月山登山が予定より遅れ2日午前8時に間に合わせるように弓張平のキャンプ場を出発。

午前7時30分過ぎに鳥海ブルーライン下部ゲートに着く。既に多くの車が止まっていた。急いで酒田市のコンビニで買った弁当を食べ、着替えたりしながら8時を待つ。8時ゲートが開くといっせいに車が鉾立や大平登山口近くの駐車帯を目指す。残念、大平の駐車帯は数台前の車で満車状態。左の路肩に車が1台駐車、おおそうか、ここもいけると私もその車の後ろに駐車。

予報では今日から暖かい筈だが寒い。暖かいのは関東以南で東北は今日も寒気の影響で雲が出やすく風も10M位はあり寒い。鳥海ブルーライン下部ゲートでは曇りで、今日はダメかなと思っていた。大平の駐車帯まで来ると、雲が切れて好天となる。今日はおおむね好天で大きく崩れることはないと判断して、8時30分に登山を開始。下部ゲートを午後5時までに通過するには午後4時40分には下山しなと間に合わない。当方、予備日があと2日あるので、鉾立で車内泊するつもりで、のんびり登る。実際には午後4時には下山して時間的には余裕で下部ゲートに間に合ったが、3日も好天らしいので予定どうり鉾立で車内泊。日本海の見える場所に駐車。一晩中風が強く、車が船のように揺れていた。日本海の夕日を見る前に寝てしまい、起きたら日の出の時間を過ぎていた。夜中眼が覚めたら星が綺麗だったので撮影しようと思ったが、風が強く三脚が立たないので諦めてまた寝る。

登り休憩込みで5時間20分。下りは途中少しルートを間違えたりしたが2時間。間違えたのは御浜小屋から檜ノ沢のほうに滑り込んでしまった、あれ!違うんじゃないと思い、GPSで確認。逆だった!少し登り返し正規ルートに戻る。万助道の方が大平ルートのように見え、檜ノ沢方面から鳥海湖に向かってトラバースしていたら、どうも変だと思った。GPSが無くても正規ルートに戻れたが、やっぱりあると心強い。

やはり山頂を目指す方は、前日のうちに鉾立で泊り、朝明るくなったら登山開始するようだ。千蛇谷に入るとあの時間、人影もそれまでのように多くなかった。自分の下山時には御浜小屋付近に避難小屋やテント泊と思われる登山者が数名いただけで、スキーヤーやボーダーは一人も見なかった。おそらく天気が崩れた時一斉に下ったものと思われる。スキーヤーやボーダーはほとんどが御浜小屋付近までで、鳥海湖に向かって滑るなどして楽しんで鉾立や大平に降りるようだ。入山者のほとんどが山スキーヤーで次に登山者でボーダーが一番少なかった。

『気象人』の5月2日の天気図を参照する。
国土地理院の鳥海山の2万5千分の一地図を参照する。

大平の駐車帯(8:30、気温3度)→鳥海山山頂(13:50-14:00)→大平の駐車帯(16:00、気温6度)=登り5時間20分、下り2時間。

大平登山口近くの駐車帯。見通しのいい所だし他の通行の邪魔にならないのでここに駐車(左の白のエスティマ)。 5月2日8時35分。



雪に埋もれた御浜小屋。大平登山口近くの駐車帯からここまで2時間40分。 5月2日11時18分。



御浜小屋の少し先からの鳥海山。 5月2日11時32分。



七五三掛(しめかけ)のトラバース。ここまで板はザックに着けて登ってきたが、ハードパックされた雪質で兼用靴では通過できないと判断。6本歯アイゼンは有るがここはスキーを履いて通過。人影は先行者でやはり千蛇谷で外したシールを張り直していた。トラーバースを始めると後続の山スキーヤーが数名来た。一人が途中まで来たがシールを取らなかったのか苦戦していた。その後千蛇谷に降り立つ人がいなかったので全員、ここの通過を諦めたようだ。 5月2日12時20分。



七五三掛から千蛇谷に降りたあたりからの鳥海山。ここからシール登行にする。笠雲っぽいのが綺麗。だがいやな予感、天気もってくれよなと思う。5月2日12時38分。



だいぶ近くづく鳥海山。ここから30分で山頂。私がしんがりか?私の後ろから登ってくる人はいない。私の先にも、もう数名しかいない。5月2日13時23分。



山頂手前からの外輪山。このあと10数分後に強風とガス、霰に包まれる。5月2日13時46分。



鳥海山の新山(鳥海山最高峰)。山頂には13時50分過ぎに着く。GPS高度2236Mで新山の真ん中辺だったのでこの辺をうろつき、これ以上高い所は無いと判断する。風も強くガスってくる、この後あられまでが降り出す。風とあられで顔が痛い。板を履き下山にかかる。視界が悪く雪面状況も良く見えない。格好などどうでもよい、とにかくコケないようにゆっくり滑降する。あられから湿った雪に変わり、1800Mまで下ると風も弱まり視界もかなりよくなる。 5月2日13時58分。



御浜小屋付近からの鳥海山。吹雪いていた山頂も見え、天気は急速に回復。 5月2日15時20分。



念願の日本海に向かって最後の滑降。名残惜しむように立ち止まって景色を見ながらゆっくり滑降する。写真では曇があったりして海が良く見えませんが肉眼では写真以上に良く見えてました。 5月2日15時48分。



鉾立の駐車場にて車内泊。翌日の3日朝、鉾立の見晴台からの鳥海山。絹のような雲が山頂部を流れ、実に美しい。昨日、あそこまで行ったと思うと充実感で目頭が熱くなる。 5月3日7時2分。



庄内平野からの鳥海山。昨日と違い気温が高く平野部では暑いくらいだ。この後直接帰らず、予定外だった蔵王に向かう。 5月3日8時22分。



下山時にルートを間違えた所。鳥海湖に向かってトラバース気味にある軌跡が間違え滑降。そこから板を担いで登り返す。七五三掛も下山時に間違える、下りすぎては大変と思い早めにそれらしき所をトラバースするがすぐに違うとわかる。少し下るとトラバース箇所を発見。いつもルートが違うと感じてからGPSを見るので、肝心なところではGPSを先に見る癖をつけたほうがいいな。結局トータルで20分位時間ロスしたかな。ちなみに登り時に七五三掛トラバース箇所確認のため少し尾根を登った軌跡もでてます。 





蔵王
蔵王(刈田岳1758M&熊野岳1841M)
2010年5月3日(月曜日)


『気象人』の5月3日の天気図を参照する。
国土地理院の蔵王山の2万5千分の一地図を参照する。

御釜リフト駐車場1600M(12:45)→刈田岳→熊野岳(14:27-14:30)→御釜リフト駐車場(15:25、気温12度)=周遊で2時間40分。

登山靴も持って行ったので刈田岳と熊野岳を周遊してきました。熊野岳付近から刈田岳方面。やっと東北も暑くなる。1600Mの刈田岳登山口で12度、白石で25度位ありました。 5月3日14時17分。






「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第183号)」



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管理人の「山とスキー」ブログ(2009年6月13日開設)












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