恵那山(2191m)
〜初夏の風と陽光につつまれて〜

2010年4月6日(火曜日)






百名山の恵那山(2191m)を広河原ルートから往復。
(恵那山登山に関して多大な情報を頂いたNaoya Adachi さんの@恵那山のページ。)

午前3時50分に自宅を出発。東京は昨夜の雨も上がり曇りで気温7度。天気予報では晴れのち夕方から曇り。広河原ルートの登山口の2キロ手前の臨時駐車場まで自宅から300KM。臨時駐車場には午前7時に着く。天気は晴れで気温4度。

20台位止められる駐車場にはオフロードバイクが1台だけ駐車してあった。あとで判ったことだが、たぶん1800M付近で下山してきた単独の若者のバイクと思う。軽く食事をし、登山届けをポストに投函し、午前7時30分に出発。@恵那山で落石が多いとの指摘どうり随所に落石による石(10センチ〜40センチ)が道路に散乱していた。幸い通行中は一度も石が落ちてくることは無かった。

1600Mを越したあたりから時折残雪が現れる。1800Mから上が硬いザラメの残雪路。途中、針葉樹林帯急斜面部分(県境分岐手前)で一部、氷状態の箇所あり。2000Mから上は締まったザラメ。積雪は2100Mから上の森林帯で30センチ〜70センチ位。今年は平年よりかなり残雪が少ないようだ。ちなみにヘブンスそのはらスキー場は3月22日頃雪不足で閉鎖。

道迷い。八ヶ岳などに比べたら断然登山者が少ない。そのためトレースが八ヶ岳のように凹型になっていないので、ふみ跡が交錯しているところが多数あり。尾根がやせておらず広い為、晴れていても残雪期の森林帯では迷いやすい。特に下山時は注意が必要。実際当方も、正規ルートからずれた所あり。道迷いと言うほどではないが、気がついたら、ふみ跡がそこから先無くなっていた。そのふみ跡も正規ルートを外していたわけだ。そのふみ跡さんは登りなおしたのか、雪の無い笹原をトラバースして正規ルートに戻ったのか判らない。登り直してもせいぜい5分程度。当方GPSで確認、正規ルートから右にずれていたので笹原を左にトラバースして正規ルートに戻る。GPSを持たない人は、躊躇せず登り直すのが鉄則。これができないと道迷いとなり、遭難する可能性が高くなる。当方の正規ルートからずれたGPS軌跡をこのページ下方に記載。

ちなみに小屋からの黒井沢ルートを見たが、トレース(ふみ跡)は無いようでした。当日、広河原ルートで会った登山者は4人。登り時に2名、下山時に1800M付近で2人パーティ1組と会う。ちなみに2人パーティは小屋泊まりだそうです。折りたたみののこぎりみたいな物ザックに付けてました。

登った感想:広河原ルートは恵那山への最短ルートであるわけだが、S字カーブ手前の臨時駐車場からだと距離(2191Mピークまで)は14KM(GPS軌跡)、累積高度差で1400M(GPS軌跡)。「日本百名山山歩きガイド下」による神坂峠ルートは距離は12KM、累積高度差で1400Mとなってます。

臨時駐車場から先の林道は、予想以上に落石後が酷く、雨後などは特に注意が必要です。登山道は比較的新しい(2001年オープン)為か、綺麗に整備され歩きやすいです。アップダウンがほとんど無いので効率よく登れる。1800M付近から展望が開け非常に気持ちの良い尾根道になります。晴れていれば中央アルプスや南アルプスが望めます。山頂避難小屋の20M位南にトイレがあります。実に立派なトイレで驚きました。

3月下旬に恵那山登山を計画。かんじきが必要かどうか検討しましたが、前日の4月5日にネット等で積雪を調べた結果必要なしと判断。積雪は予想どうりで上部で平均50センチ位でした。踏み抜くことも無く、また持参したアイゼンもその出番は無く、快適に歩くことができました。県境分岐手前の森林帯のアイスバーンだけは下りに注意しました。今年はこの時期、雪が少なくかんじきは必要なかったです。ただし積雪は年によりかなり差があるので、同じ時期でもかんじきやスノーシューが有ったほうが良い時もあると思います。




臨時駐車場、GPSで1140m(7:30)→広河原登山口GPSで1260m(7:57-8:00)→GPS1530m (8:45-8:57)→

1858M地点(9:57-10:15)→県境分岐標識地点、GPS2065M(10:57-11:10)→恵那山(11:38-12:36)→臨時駐車場 (15:16)


下の画像の時刻は、そこに到着した時刻ではなく撮影した画像のタイムスタンプ。腕時計と数分の時間差あり。なお写真撮影の為、若干時間が余分にかかってます。GPS高度は実際の標高と数メートル程度の誤差はあります。また、帰宅後、画像のタイムスタンプとGPS軌跡のデータを基に標高を記している時もあり、撮影した画像地点の標高は参考程度にしてください。

『気象人』の4月6日の天気図を参照する。
国土地理院の恵那山の2万5千分の一地図を参照する。


広河原登山口、GPSで1260m。臨時駐車場から30分弱。臨時駐車場から先の林道には陥没箇所や落石が多数有り。登山口もご覧のように落石があり、危なくてゆっくり休んでられない。ここから河原に降り、橋を渡り対岸の尾根に取り付く。 7時59分。



予報どおり良く晴れた。初夏のような、さわやかで暖かい風と陽光につつまれて歩く。 8時26分。



1600mを越すとところどころ残雪を踏むようになる。1700m手前。 9時26分。



1700m付近まで登ると、ようやく展望が利くようになる。 9時31分。



雪の多い年なら雪庇ができるルートを見上げる。恵那山は奥に見える山だと思う。 9時42分。



登ってきた尾根を見下ろす。非常に気持ちの良い場所。朝のうち風があったがこの頃のなるとほとんどなくなる。 9時48分。



食事で休憩。このあたりで単独の登山者が下山してくる。GPS高度1858M。 10時00分。



中央アルプス。残何ながら、南アルプスはかすんで肉眼でもかすかにしか見えませんでした。 10時17分。



主尾根に出たところの県境分岐標識地点。ここから右(西北西)にルートが折れる。休んでいるとスノーシューを持った単独者が降りてくる。立ち止まって下山ルートを探していたので、広河原ルート以外から登ってきたみたいだ。自分もよく地形を見て下山するルートを確認。GPSの高度は2065M。 10時58分。



恵那山山頂。山頂は広く展望やぐらもある。やぐらの上からも展望はあまり利かない。 11時39分。



恵那山山頂。山頂標識は2190M。GPSの高度は2194M、GPSとの高度差4M。ここから恵那山小屋と2191M点を往復。小屋で休んだりしながら40分で戻る。 11時39分。



恵那山山頂から小屋に行くルート。気温は推定10度ほど。雪は緩むがつぼ足でもほとんど潜ることはない。気持ちの良い尾根。 11時43分。



展望やぐらで20分ほど横になって青空と雲を見てボーッとした後、12時36分に下山。36分ほどで1850M地点にでる。午前中より遠望が利き、下山時には南アルプスまで見えるようになる。この地点から2回ほど休憩して、膝に負担をかけない様にゆっくり歩いて2時間程で臨時駐車場(1140m)に着く。 13時12分。



恵那山小屋。小屋の20M程南に立派なトイレ有り。
小屋内の薪ストーブ。
土間の薪ストーブの隣にある寝室
林道の陥没箇所。落石箇所の多い林道だ。


ちょうど尾根が広くなっているところ(標高1700M地点)から高度で30Mほど下り、右に70Mほどずれる。GPS登りの軌跡がすぐ左にあったので、登りなおさず1Mを越す笹原を左にトラバースして1〜2分で正規ルートの残雪のふみ跡に戻る。 13時43分。



「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第183号)」



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管理人の「山とスキー」ブログ(2009年6月13日開設)








関東各地で観測史上1番遅い雪!2010年4月17日(土)

東京でも観測史上一番遅く降った雪。1969年に記録(41年ぶり)した降雪の最晩記録(終雪)に並ぶ。午前8時現在の積雪は、奥日光32センチ、那須30センチ、軽井沢21センチ、草津21センチなど。
なお都心(大手町)での積雪は見られなかったようですが、自宅の東京板橋ではご覧のようにうっすら白くなってます。画像は自宅のベランダから撮ったもので、この時間帯、雪が降ってました。4月17日午前5時48分。














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