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百名山の天城山(1406m)、雪と霧氷の静かな山旅。 午前5時10分に自宅を出発。登山口の天城高原ゴルフ場のハイカー駐車場に8時30分に着く。天気は雪(雨氷)、気温マイナス3度。途中標高500mを越すあたりから雨が雪に変わり、700Mを越すと積雪路になる。私の予想では早朝は雪、その後曇りながら多少の晴れ間もでる。という事で出発を遅らす。結局、予想は外れ、終日小雪とガス。自宅から天城高原まで170KMほど。途中、海老名SAで軽く朝食を摂る。高速を降りてからの一般路が長く、雪道と相まって予想通り3時間以上かかる。 積雪は1センチ程度。登山口手前からガスも加わり、しかも雪から(注1)雨氷になってる。広大な駐車場に他に車は無い。寝不足も相まって気弱になり、一瞬だがこのまま帰ろうかと思った。予想よりかなり天気が悪い、せめて雨氷から雪になってくれればと思う。人っ子一人いない駐車場、今日は俺以外に登山者はこないだろう。こんな雪降りの日に伊豆の山に登るのも静かで乙なもの、と気持ちを入れ替えて車から外に出る。登山届けのポストを探すが見当たらない。探しているわずかな時間だったが、雨氷でゴアの雨具はすぐ濡れるてくる、そして表面が凍る。帰宅後、天城山のアメダスで確認したが降水量は午後2時位まで、1時間に1から0.5ミリ。ちなみにハイカー駐車場の立派なトイレは春まで使用禁止。 歩き始めてまもなく、雨氷からあられに変わり、その後時折雪になったりする。ガスもなくなる。やっぱ今日はスキーではなく登山にしてよかったと思う。実に静かだ。2月とはいえ伊豆の山で、雪の舞う中、霧氷に飾られた誰もいない山に登れる喜びが沸いてくる。展望と引き換えに、天は私にこの静かで美しい姿を見せてくれた。そしてこんな雪の中何を食べているのか日本鹿が視界に現れ消えていく。そうか俺だけではないんだ、この天城の山には鹿もいたのか。 「ひとり一石運動」で拳大の石をボッカ。最初、手で持って歩いたが、石をどこに置くか分からなかったのでザックに入れる。結局、万二郎岳山頂まで運ぶ。前回の積雪はほとんど消え、登山道は昨夜からの新雪のみ。泥のぬかるみが無く、ズボンに泥がつかなくてよかった。新調したロングスパッツも使わずにすむ。アイスバーンもなく、相変わらず6本歯アイゼンは(登山では)未使用のまま。天気が悪い為、デジイチではなくコンデジで撮影。 ザックを新調。45Lが壊れたので昨年の11月に60Lを購入。11月から1月で使用。しかし60Lを日帰りで使用するには大きすぎる。それで36Lを買う。スキーを背負うことを考えてグレゴリーのフレーム付にした。通常¥19000位。色々見ていたら、店員さんに「この赤(トマトレッド)でもよければ¥11000」と言われる。赤でも¥11000なら得かなと思い購入。 (注1)雨氷(うひょう、あめごおり):過冷却の雨。マイナスの気温で雨のため、木々等に着いた雨がそのまま凍る。ザックや雨具に着いた雨滴がすぐに氷になる。 登った感想:予想どおりアップダウンがけっこうあり、累積標高は(GPSで)807mありました。登山口と山頂の高度差はわずか400Mしかありません。標識が多い。今までに経験したことのない森の雰囲気。関東上信越以北とは植生がちがうのか。詳しくは分からないが樹々が違う感じ。ヒメシャラという樹が多い。笹がないかわりに、しゃくなげっぽい小さな葉の植物が多い。 「涸沢分岐(13:04-13:15)→四辻(14:23-14:33)」この間68分かかってます。コースタイムでは50分。確かにこの間はかなりゆっくり歩きました。急ぐ必要もなかったし、寝不足の影響で多少疲れてきたので少しですが意図的にペースを落としました。鹿と遭遇したのもこの間でした。 天城高原ゴルフ場1045m(9:15)→四辻(9:30-9:32)→万二郎岳1320M (10:26-10:45)→石楠立(11:25-11:32)→万三郎岳1406m(12:08)=登り2時間53分の行程。(歩き:2時間25分、休憩:28分) 万三郎岳1406m(12:30)→涸沢分岐(13:04-13:15)→四辻(14:23-14:33)→天城高原ゴルフ場(14:50)=下り1時間58分の行程。(歩き:1時間37分、休憩:21分。山頂での22分は含まない) 下の画像の時刻は、そこに到着した時刻ではなく撮影した画像のタイムスタンプ。腕時計と数分の時間差あり。なお写真撮影の為、若干時間が余分にかかってます。 『気象人』の2月16日の天気図を参照する。 国土地理院の天城山の2万5千分の一地図を参照する。 誰もいない天城高原ゴルフ場のハイカー駐車場に戻る。車からデジイチを持ち出し周囲の風景を撮る、この画像もデジイチで撮影。雪はほとんど止むがガスっている。気温マイナス3度。15時04分。
GPS軌跡。万三郎岳山頂から涸沢分岐に直接下るルートは通行禁止。現在は西に少し下ってから涸沢分岐に下るルートが正規ルートです。古い地図ではこのように、新しい登山道が記載されていません。登山道ではない所にGPS軌跡が着いるのはそのためです。 ![]() GPSデータをカシミール3Dでグラフ表示。高度のデータがGPSと地図で誤差があったので高度を地図に合わせてグラフ表示。誤差は登山口で20M、山頂で3M程度。 ![]()
管理人の「山とスキー」ブログ(2009年6月13日開設) |