日光 男体山(2486M)登山
2008年12月2日




12月2日(火):裏男体林道の太朗山分岐(1637M)→志津乗越(1785M)→男体山(2486M)→志津乗越→太朗山分岐
太朗山分岐(7時30分)→山頂(12時50分:13時10分)→太朗山分岐(16時20分)トータルで8時間50分

『気象人』の当日の天気図を参照する。 国土地理院の2万5千分の一地図を参照する。

私の登山スタイルから言って、百名山を制覇する予定とかでなないんですが、まだ登ったことがなかったので男体山を選びました。
今回はゲームだ!頭を使っていかに効率よく安全に登るか。まず、裏男体林道を車(エステマ4WD+スタッドレス)でどこまで登れるか、積雪量、雪質、わだちの有無。次に登山道の積雪量、トレースの有無。アイゼンはどうするか?使わない可能性が高いし、今持っている12本歯は重いし。そこで軽量化のため為6本歯を購入。天気と気温の予想。これらを全てを使って登山計画をたて、登山に挑む。
今回、雪質は予想どおり、降雪後雨が降りその後の気温低下で表面バリバリのガチガチ、中はふかふかの雪。予想と大きく違ったのが積雪量だった。志津乗越で20〜25センチ、森林帯上部で50〜70センチと予想の倍以上。トレースも有りと予想したが、あったのは7合目まで(前日、ここで引き返した登山者達がいたようだ。)、そこから上は全くトレースなし。5合目で合流した2人パーティと交互にラッセルして、志津乗越から5時間(夏は2時間半)かけて山頂に立つ。ちなみに二荒山神社からのトレースは山頂から見た限り有り、また雪も南面のせいか志津ルートに比べて少なく見えました。

天神平で40センチ、戦場ヶ原でほぼ雪無し、丸沼高原2000M地点で20センチ位、また1800Mのピラタス蓼科駐車場でほぼ雪無し。これらから志津乗越で0〜5センチ、森林帯上部でもせいぜい30センチと判断した。積雪量をミスした原因はここ1週間に2回の低気圧による雪が標高の高さから予想以上の降雪になったということ(1回の低気圧で10〜15センチと予想、特に2回目の低気圧で志津乗越付近は雨で雪がほとんど解けたと予想)。また1月で7合目までほとんど雪が無かったとか、2月に志津乗越まで車で入れた等の過去の記録を登山前に調べ、その先入観もミスの原因。地元の人の話ではこの時期としては今年はかなり雪が多いとの事でした。



裏男体林道の太朗山分岐(1637M)。これ以上車では無理と判断。ここに車を止める。ふわっとした雪に見えますが、実際はわだちはカチカチ、わだち以外は表面2センチ位がガリガリの雪で中はやわい雪。スキーでさえこの雪質の林道は全く滑れないです。ここは携帯も圏外の為、スタックしたら、携帯の繋がるところまで歩いて下り、JAFを呼ばないとならない。来る前は丸沼高原や戦場ヶ原のライブ映像で、志津乗越まで行けるのではと予想したが、実際、裏男体林道に入ってすぐに無理だと判断。太朗山分岐まで入れたのでよしとする。向かって正面が志津方面、左が太朗山方面、右が登ってきた光徳方面。午前7時30分、気温マイナス4度、曇り。



志津乗越(1785M)に着く。太朗山分岐から10分ほど登ったところで、栃木ナンバーの車が上がってきた、ご好意で乗せてもらう。これはラッキーと思ったが、やはりすぐに上がれなくなくなる。彼らは少しバックし林道幅のあるところで駐車。実はこの方たちも登山者で、5合目で抜かれ、その後7合目からラッセルを交代して登った方たちだったのです。車に乗せてもらった時は林道関係の人で登山者だとは思わなかった。



志津乗越から志津避難小屋方面と男体山(2486M)



志津乗越から1時間半後の9時45分に5合目に着いているので、6〜7合目間。この時点であと1時間程度で山頂に着くと思った。実際はここからさらに2時間半近くかかってしまう。東からのガスがご覧のように林間に美しい木漏れ日を演出。画像右下につぼ足トレースがあります。



8合目〜9合目にかけての登り、ご覧のように全くトレースがない。



8合目〜9合目間から見た、日光白根山。



9合目付近から北方を望む。奥の真っ白な山々はなんと言う山だろう?越後駒ケ岳とかかな?



5合目から休まずにおよそ2時間かけて9合目に11時50分着。9合目を過ぎ、山頂とその右に小屋が見えてくる。



9合目(2450M位)から45分(雪の無い時期なら20分程度かな)かけて山頂に12時50分に着く。画像は二荒山神社コースのトレースと雲海。 中禅寺湖も雲海の為一部しか見えず。白根山も雲に覆われて北方方面以外の展望は雲海と青空以外無し。



すごい雲海だ!関東地方はほぼ全域この雲のため終日曇りだったようです。天気予報では午後晴れると言ってましたが、見事外れました。 男体山は終日日差しが有り、風も無く暖かかった。富士山頂の昼の気温がマイナス12度位だったので、男体山も山頂はマイナスの気温(スントの温度計では0度、ただし体のそばで日が当たっていた)のはすだが体感的にはとにかく暖かかった。



山頂に20分滞在したが雲が切れてくるようすもないので、1時10分に下山開始。



登りのラッセルで膝を少し痛める。膝が悪化しないように意識してゆっく下山して3時30分に志津小屋に着く。なんとこの避難小屋、布団があるんです、驚きました。ただし水場の井戸には全く水がありませんでした。冬は雪があれば問題ないですが、夏はにごってるそうです。



志津乗越で少し休み残りの水を飲み干す。膝もそれほど悪くならずにすむ。あとはゆっくり夕暮れ時の林道を下るだけだ。40分ほどで車のある太郎山分岐に着く。画像は志津乗越から数分下ったところ。


裏男体林道を車で15分ほどで抜け三本松レストハウスでソバを食べる。いつもここからのライブ映像を見てるとレストハウスのおばちゃんに言うと、そのカメラまで案内してくれた。
そう、そこにはいつも見ている男体山が星空のなか黒々とどっしりとしたシルエットでとてつもなく大きく、そして気高く凛とした姿で、私が来るのを待っていたかのようにそびえていた。午後5時30分、気温0度、晴れ。


実は当方の家(東京の板橋区、15階建マンションの7階)から男体山が見えるんです。これは登山の数日前(11月30日)に撮った物です。左端の丸い山は男体山ですよね?






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