やき【O.T.A.Q版】

最終回
土曜にZガンダム−星の鼓動は愛−を見てきました。毎月1日は映画の日とのことで、1000円で見れました。上映が終わって外に出ようとしている時、後ろの人が「500円だな。」と言っているのを耳にしました。富野ファンとしては悔しい限りですが、残念ながらおっしゃるとおりと言わざるを得ない出来。昔っからそうだけど、“物事を要約してわかりやすく伝える”ということが極度に苦手なようです。雑誌のインタビューを見るだけでもそれが分かるんですけどね。ことこまかにねちねちねちねちしゃべりまくるわけだけど、「で、つまり、どういうこと?」って聞かれちゃう話し方しか出来ないんですね。インタビュアーは分かったふりして話さないといけない。伝えたいこととかいっぱいあるんだろうな、ということしか分からない。
∀ガンダム(テレビ版)なんかはメッセージも非常にわかりやすく、エンターテイメントとしてきちんと成立していて、素晴らしかったんだけどねぇ。
ホント、今回の映画版Zは残念。多分、今回の映画には相当すごいスタッフと設備と資金が投入されたはずだけど、どぶに捨てたような感じだな。良かったのは、新規書き起こしの映像がキレイでかっこよかったことだけ。でもそれって、監督の一番望まないことなんでは?ロボットさえかっこよければ話なんて適当でいいという昔のロボットアニメと同等の価値しかないと断定されちゃったわけだから。
それに比べて、今日最終回を迎えたエウレカセブンは素晴らしかった。ここまで物語としてきっちり成立させて終わったアニメというのもなかなか無いのでは?マンガやアニメ全体を通して言えることだけど、「ちゃんと終わる」お話って少ないと思います。
オタク諸子にはこれ、分かってもらいたい。なんかすぐに「続編をつくって!」とか「終わらないで!」とかいう奴が多いけど、どうしてかね。いうなれば、せっかく美しい結晶として完成したモノを分解して、別の不純物をくっつけてイミテーションを量産するようなもんなのに。(パート2ものって、概ねそうでしょうが。)いや、まあ気持ちがわからんわけではないんだが、それは子供の言うことであって、大人はやっぱり言いたくても我慢して欲しいわけ。社交辞令的に、淋しいという気持ちを表現するために言うんならいいけど、本気で言ってはいけないよね。そのものの価値がホントにわかってるっていうんならね。
エウレカセブンの応援掲示板というのを見ていたら、60過ぎの人が書き込みしていて、「アニメも捨てたモノじゃない」的な発言をしていた。どうも全話みたらしいです。ホントに60過ぎかどうかは分かりませんが、ホントならばたいしたものです。(この人も、エウレカセブンという作品も。)ひょっとして富野じゃないだろうな。
とはいえ、ガンダム自体、きっちり終わったロボットアニメの元祖であり、ガンダム無くしてエウレカセブンは無いわけだから、やはり富野監督はたいした人です。負けずにスゴイのを作って欲しい。「リーンの翼」はメカがダサイんで見る気がしないんですけどね。(すみません。僕もやっぱりオタクには違いないんで、そこはやっぱり外せないんですよ。偉そうなこといっぱい書きましたけど。)

(2006.04.02)


ネモと・・・
その2
久しぶりにガンプラを買いました。MGネモです。小学4年生の時、クリスマスプレゼントで1/144のネモをサンタにもらってからはや20年。技術の革新には驚かされるばかりです。当時はスカートが動かなかったので、無理矢理普通のカッターナイフで切り離して、ねじりっこで無理矢理可動式に改造したりしてました。それに比べるとこのMG版、本当に良くできてます。素組で十分。次はディジェ、出してくんねーかな。ムリかな〜。


これ以上、どこをいじれというのか。


ホビージャパンを絵本代わりに育っている我が子。やはりネモはお気に入りらしい。
(嘘。やらせ写真です。)


やらせのつもりだったけど気に入った様子。


キック!

(2006.03.05)


おねえさん
先々週くらいか、NHKの「ニャンチュウといっしょ」をしばらくぶりに見たら、おねえさんが違う人に変わっていた。ひとみおねえさんもかずえおねえさんもいいけど、このおねえさんもなかなかよろしいなあ、さすがNHK、なんて言ってしばらく見てたんですが、どうもおかしい。どっかで見た顔のような気が・・・。あ!デカレンジャーの梅子だ!髪型が違うんで雰囲気が結構ちがい、しばらく気が付きませんでした。
前から思っていましたが、NHKというのは人選がとても上手い。新人の発掘も上手い。芸能界に結構いろんな人材を送り込んでいる。こりゃNHKを大事にせにゃいかんな。
結論:みなさん、受信料をキチンと払い、日本の映像文化の発展に貢献しましょう。(一連の不祥事に対する「払わない」という形での批判はなんか卑怯な気がするぞ。)

(2005.07.25


ハリ・セルダン
アシモフの「ファウンデーション」シリーズに出てくるハリ・セルダン博士。彼の名前を聞くと、なぜだか「銃夢」のドクター・ノヴァが脳裏に浮かぶんです。僕だけですかね。

(2005.07.18)


NHK
6/26のNHK「親日曜美術館」で∀ガンダムの曲がBGMに使われていた。民放の報道番組などでもZや逆シャアなどの曲が使われてたりすることが良くある。同じく新日曜美術館の“アートシーン”という展覧会の紹介コーナーのBGMの選択は非常に洗練されていてかっこいい。その作品にぴったりのイメージの曲をあててくる。大概は現代音楽だ。(僕の友人はこれと逆の仕事をすることがあるらしい。現代音楽やマイナーな曲を中心に録音し、そのCDジャケットに使う絵画などの作品を探す。)しかし、∀の曲を当ててくるところをみると、かなり幅広く音楽を聴いていなければつとまらないらしい。大変な仕事だ。楽しいだろうけど。

月光号
色の組合せで好きなのが、白と黄緑。これをO.T.A.Qに適用するとどうなるか。連邦カラーのジムII、ルイージ、この辺は別のコーナーで紹介済み。最近これに新たに加わったのがエウレカセブンの「月光号」。白と黄緑で、あのフォルム。うーむカッコイイ。前も言ったがこのアニメ、肝心のロボットはいまいちかっこよく見えないが、それ以外の要素はカッコイイ。キャラクターとその服装のデザインは特筆に値する。他にもバイクとか、敵の船とか、いろんなモノのデザインが大抵カッコイイ。客観的にみても(=オタクじゃない人が見ても)イケてるんではないか?願わくば、ロボットのデザインの世界にも同様の感性を持ったデザイナーが現れんことを。でも、LFOもカラーリングをもっとセンス良くすれば結構かっこよくなるんじゃないか?ひょっとしたら。

SEED
ガンダムの映像作品ではガンダム、Z、逆襲のシャア、F91、∀以外は見たことないし、ほとんど見る気にもならない。
とりわけ、SEED関連はどうも苦手。Destinyを含め、2,3話見ましたが、MSデザインの妙な開き直り加減、メカの安直なネーミング、人物のでっかいキラキラした目、あからさまなお色気にあからさまな笑い取り、こざかしそうな設定。一番いけないのが、次回予告。女の声で「ゆけ!ガンダム!」とか言われると、全身に鳥肌が立ちます。身の毛がよだつ、というやつです。劇中に歌とかも非常に厳しい。恥ずかしくてみてられんのです。
が、しかし、ただひとつ素晴らしいと思うことが。それはSEEDの最終シーズンのエンディングテーマ、中島美嘉の歌うFIND THE WAY。あれはいい。すっばらしい曲。
アレ聞くと、きっとSEEDっていい話だったんだろうなあ、と思ってしまいます。
でも、絶対見ないけどね。恥ずかしいから。

星を継ぐ者
公開2週目、Zガンダム〜星を継ぐ者〜、見てきました。
いやー、よかった。新作映像のカッコいいこと。雰囲気の明るいこと。

ただいくらエイジング処理をしているとはいえ、TV版映像とのギャップは気になるところがいくらかありました。MSはデザイン自体は変わらないので単に技術的な差だけだけど、人物はね。特にレコアさんはTV序盤では顔が骨張ってるもんだから、新作映像のふっくらした顔とはギャップがありすぎて、はじめて見る人には別人と思われちゃうんでは?フランクリン父さんも顔が違いすぎ。あと気になるのはモニターに写る戦艦の進路予想図なんかの映像。はめ込んだー、ってカンジのがいくらか。CG使うのはいいけど、使い方をもうちょっとね。(アニメ全般にいえる話しだけど。)とはいえ、新旧映像をまぜたのは基本的に正解で、思ったより成功してたと思います。

それにしてもカミーユ、素直というより、軟弱。新作映像の柔和な線がそれをいっそう助長してます。ところがこれが意外とイイ。しかしこのままじゃカツに兄貴風吹かせないんじゃ?なんてどうでもいい心配をしてしまいます。

カツといえば、シャイアンでアムロを責めたて、フラウ・ボウに「やめなさい」といわれて素直に「ハイ!」っていって走り去る場面があるけど、これすごい違和感があって、映画版では「やめますよ!」とかに変えて欲しかったんですけど、やっぱり素直に「ハイ!」って走り去ってしまいました。ちょっと残念。

余談ですが、クワトロ大尉のすっとぼけ具合がなかなかのもので、劇場内で苦笑を買ってました。

終盤のロザミア、ブランとの戦闘までものすごいスピードで展開し、大いに盛り上がったのですが、同時に僕の膀胱も大いに盛り上がってしまい、冷や汗と脂汗を握りしめながらも無事アムロとシャアの再会を見届けました。ここでよっぽどトイレ行こうかと思ったけど、絶対最後に第2部の宣伝があると思い、心の中でガクトに「曲長げーよ」と、彼からすればいわれのない文句を言いつつ、最後まで我慢。結果として我慢して良かったです。

映画が終わって外に出てみると、長蛇の列が。僕はその日の最初の上映時間に見たけど、その時は全然並んでなくて、さほど人気ないのかなと思ってただけにびっくり。

(∀の映画版もかなりひどかったし)どうせトミノのことだからと、期待半分で見に行ったせいもあるかもしれないけど、大満足の1本でした。今から次回作が楽しみです。

しかし、Zのメカデザインはホントにスゴイ。20年経った今でも全く遜色ない。前々回、「進歩がない」ってなこと言ったけど、Zが凄すぎたんだな。

(2005.06.04)


幻聴
今朝、駅のホームで「1番ホーム、ゼータが通過します」と聞こえてしまった。重傷だ。でも、通過するとこ見てみたい。

エウレカセブン
オタクとか言ってますけど、実はそんなにアニメは見てないんです。富野が監督したガンダムシリーズはほとんど見たって程度。いわゆるトミノコ族です。しかもガンダム以外の富野作品はキングゲイナーしかみてないんで、トミノコ族の末席も汚せるかどうかってカンジです。そういやVガンダムも見てないな。
まあとにかくそんな僕が、たまには富野作品じゃないのも見てみるかと思い立って見始めたのが「交響詩篇 エウレカセブン」。いやービックリした。最近のアニメってみんなあんなに絵がきれいなんですかね。映画ならいざ知らず、あれで毎週放送しようだなんて、やっぱりデジタルの力なんだろうか。小道具とかのデザインもいちいち凝っているし、背景も手を抜いてるところが見られない。これって第一話だからだろうか?今後を見守りたいところ。
ただねえ、ロボット(?)が。格好いいんだろうけど、ちっともアドレナリンが分泌されない。優等生のデザインだね。アニメは見てないといいつつも、それなりに雑誌とかは目を通してるんで最近のアニメのメカもたいがい見てるけど、どれ見てもアドレナリン、出ないんだよねえ。∀やキングゲイナーみたいに突き抜けつつ、更に一般にも受け入れらるような、スンゴイやつ、そろそろ誰か出してくんねーかな。
ガンダムなんて、Z以降ちっとも新しいデザイン出てないもんな。(∀は別として。)20年近くなんの進歩も無いってのはどうなの?でもガンダムはもういいのか。ウルトラマンや戦隊物みたいなもんだもんな。でもせめて、敵MSはもっと努力してほしいのよ。昨日初めてシードディスティニーってのみたけど、バビってなんだよ。視聴者なめてんのか!まず、名前からしてふざけてる。まあ名前については富野作品にもふざけたのはいくつもあるからいいとして・・・・いや、よくない。バビはふざけすぎ。しかもあのデ・・・・・・。あ、文章長いな。どうでもいいや。もう寝ますわ。

威吹鬼
威吹鬼ちゃん、唇がないのにきっちりマッピまでつけてたなぁ。マッピは市販のでも使えるんだろうか?それとも武士にマッピ職人みたいのがいるんだろうか。響鬼も威吹鬼も、決め技(=楽器演奏)以外はかっこいいのにな。決め技で笑い取ってどうするよ。いや、嫌いじゃないけどね。その調子で頑張ってちょうだい。

福井と富野
ローレライとソーラレイ。似てる。(2005.03.03)

ようやく
スティール・ボール・ラン、ようやく再開ってことでよかたよかった。ところでCLAMPは全員荒木飛呂彦のファンだそうで。でもって荒木飛呂彦はこせきこーじの大ファン。するとCLAMPはこせきこーじのファン・・・かもしれねーな。(2005.02.24)

おともだち
ちょっと前に「おともだちスーパーワイド百科13 仮面ライダーブレイド2」という本を買った。これがすごい。ブレイドのアンデッドデザインといえば、あの韮沢靖。なんとこの本、「アンデッドデザイン画つき」なんです。しかも全アンデッドのデザイン画が載ってる。(ヒューマンアンデッドのはないけどね。)他の媒体ではデザイン画みたことない気がするぞ。子ども向けの雑誌とかも情報早いし、本気のオタクの人は要チェックですぞ。いや、僕はたまたま見つけただけで、別に本気じゃないッすよ。一応念のため。

響鬼
仮面ライダー響鬼、せめて、もうちょっと太鼓の叩き方、かっこよくできんかな。太鼓叩くって時点ですでにちょっとやばめなんだからさ。でも、響きのデザインとかは好きよ。

ネモと・・・
ネモと八名信夫って似てないッスか? 色も青汁っぽいし・・・。ダメ?



カズハル兄さん
ウチの奥サンが、「和春兄さん、蟹に乗って走って逃げてる!ダッサー」って笑うんです。キャスバル兄さんがシャア専用ズゴックで脱出するところなんですけどね。ジムがやられるあの名場面でも「蟹にやられてる」といって笑ってました。一般の方からするとこんなモンらしいですわ。反論できないってのがこれまた・・・。