2005/09/23(金)曇り 薬研温泉〜下北半島散策〜薬研温泉
運転の疲れと布団の暖かさのお陰で途中で目覚めることなく朝までグッスリ♪いや〜、よく寝た。 |
神奈川ではまだまだ気温が高くタオルケット1枚で充分なのだが(オイラだけかw?) |
流石にここ青森ではそうはいかないようで窓を開けるとヒンヤリとした澄んだ空気が入り込む。 |
さて今日はどこに行くかな。宿はここと違うがまた薬研に戻らねばならないし。 |
とりあえず去年入れなかった恐山にある温泉に入ろう。その後は陸奥湾沿いに回ってみるか。 |
朝飯前に露天風呂に浸かった後身支度を整える。さてさて朝飯だ♪ |
朝食は部屋出しではなく1階にあるホールで。純和風のシンプルな朝食は腹にも優しいね。 |
仲居さんに言われて気が付いたのだが、w( ̄△ ̄;)wおおっ!窓の外にカモシカが寝とる! |
とても珍しい事らしいのでオイラってばツイてるかも。(*^.^*)エヘッ♪ |
荷物をまとめ宿代を払いチェックアウト。まずガソリンを入れなきゃ。 |
さてスタンドはどこかいな?っと。フムフム、ナビと“るるぶ”の地図上では8kmほど先にある様子。 |
しかしそこは存在したであろう形跡はあるのだが撤去されたのか。仕方ないもう少し先で入れるか。 |
ナビが転々と示すガソリンスタンドは立て続けに廃業となり一抹の不安が…。 |
ようやく見つけてハイオク満タン。入れたのは良いが恐山には15km近く戻るハメになった。 |
気を取り直してR279を引き返し再び県道4号から恐山に向かう。 |
少しだけ紅葉を始めた山間部を14kmほど走り硫黄臭の立ち込める「恐山菩提寺」到着。 |
祭日のせいか観光客がかなり多いが流石に関東ナンバーは極わずかである。 |
オイラのナンバーを見ておばちゃん同士何やらヒソヒソ。「湘南から来たんだってよ〜」ってところかw。 |
参拝者に手ぬぐいを持った人が見当たらないところをみると風呂に入る人は居ないのだろう。 |
今朝露天風呂に入ったので温泉は後回しにしよう。 |
手ぬぐいを持ち仁王像に睨まれながら「賽の河原」や「血の池地獄」「極楽浜」と歩き男湯“冷抜の湯”へ。 |
先客は2人。見た感じは60代と50代のおじさんか。オイラが40代なので丁度良いバランスw? |
白濁した硫黄泉は縦長の2畳ほど。かなり熱めで45℃前後といったところか。 |
60代と思しきおじさんが「うめてもいいよ」と言ってくれたがここは我慢。効能が薄れたら嫌だし。 |
外見の掘っ立て小屋とは裏腹に霊験新たかなお湯は(・∀・)イイ!万病に利きそうだ。 |
すっかり温まったオイラは陸奥湾に向けてレッツラ・ゴー!竜飛岬は見えるだろうか。o(^^o)(o^^)oワクワク |
大湊からR338に入り陸奥湾沿いを走る。もう昼か。そう言えば腹減ったな。どこか飯を食えるとこは? |
大湊を過ぎると途端に何も無くなった海岸線をのんびりと走る。既に50kmでの巡航には慣れたw。 |
しかしナビで検索するもラーメン屋はあるのだが他の食い物系の店は近辺には皆無。どうしよう?(-_-;ウーン |
川内町のパチンコ屋の隣に併設されたホテルの1階でようやく飯にありつけた。ヤレヤレ。 |
やはり陸奥湾と言えばホタテ!と言うわけでホタテフライ定食を注文。味は可もなく不可もなくw。 |
兎に角腹は膨れたので走りながら次なる計画を練る。暫く走っていると仏が浦観光船の看板があった。 |
へえ〜、観光船か。時間つぶしに良いかも。大した時間じゃなさそうだしどれどれ乗ってみるかな♪ |
乗り場である牛滝漁港に行くと…。Σ(・∀・;)エッ!?欠航?欠航だあ?がーん…llllll(-_-;)llllll |
もしかして台風の影響?陸奥湾は見た感じ波は高くないですが? |
たった1台ぽつねんとする我がレガシー。 |
特に説明文も無く不完全燃焼のまま仕方なく大間を目指す。すると福浦の展望所があったので寄る事に。 |
w( ̄△ ̄;)wおおっ!これは中々。本当ならこの絶壁を海から見れたのにと思うと残念至極である。 |
さてもう少しで大間だ。昨日も行ったってのに何だかな〜。こんなことなら2泊目は青森市内にすりゃ良かったかも。 |
果たして大間のフェリーターミナルにまたしても寄ったオイラ。丁度これからフェリーが入港する所。 |
暇だしちょっと見てくか。防波堤では近所の子供やおじさんが釣りをしていた。 |
そのおじさん、釣った小鯵はバケツに入れるのだがフグはそこらにほっぽり投げる。 |
そのフグがまた入れ食いと来たもんだから余計におかしかった。ぷぷっw! |
そうこうしてるうちにフェリーから下船が始まった。まずはバイク。続いてトラック、乗用車だ。 |
すると車高がベタベタに低いホ○ダオデッセイが誘導員の掛け声と共に降りてきた。 |
これならオイラのレガシーでもイケる!フェリーに乗れるぞ!O(≧▽≦)O ワーイ♪。 |
素晴らしい収穫を胸にまたしても薬研温泉に向かう。またこの道か〜。 |
天気が大分回復したせいか左手には素晴らしく綺麗な函館が見えた。来年は是非北海道へ! |
午後4時、今朝チェックアウトした宿のほぼ隣に位置する今日の宿「古畑旅館」着。 |
平成9年に完成した宿は萎びた温泉旅館のイメージとは程遠く部屋が驚くほど綺麗である。 |
早速今年4月に全面改装されたというヒバ作りの風呂へ。こちらは“源泉掛け流し”という温泉本来のもの。 |
少し熱めで無色透明の湯は良い湯加減で満足満足。はあ〜♪ |
こちらも夕飯は部屋出しで、予め頼んでおいた骨酒と共に小さな膳に乗せられてきた。おっ、鮎の塩焼きだ♪ |
まずはビールで喉を潤した後、骨酒をやりながら料理に舌鼓を打つ。 |
すっかり腹も膨れ布団を敷きにきたおばちゃんとしばし談笑。裏の大畑川では鮎、岩魚、山女等々釣れるらしい。 |
今度はのんびり釣りなんかも良いなぁ。そんなことを考えつつ就寝。 |
zzz… |
2005/09/24(土)晴れ 薬研温泉〜奥入瀬渓流〜十和田湖〜大湯温泉〜自宅
晴天による放射冷却のせいか昨日にも増して冷え込んだ朝。 |
6時に目覚め風呂に入ったオイラだが、外の空気は温泉の保温効果を勝る勢いだ。(((p(>◇<)q))) サムイー! |
さて今日はどのルートで帰るか?“るるぶ”の地図とにらめっこしながら計画を立てる。 |
後輩に「奥入瀬は良いですよ」と聞いた事があったのでそこを通り、十和田湖で遊覧船でも乗るか。 |
本日のスケジュールは決定。さてメシメシ! |
1階の食堂で朝飯を軽〜く平らげた後、身支度してチェックアウト。お世話になりました! |
家族で営んでるのか少数精鋭だがアットホームで良い感じでした。また来ようかな? |
「また来たい」と言うと次回1000円引きになるカードを発行してくれますよw。 |
エンジンを掛けガソリンをチェック。高速に乗るまで充分な量。奥入瀬まで一気に行きますか! |
県道4号からR279と何度も通った道を抜け野辺地からR4を南下。さらにR102を奥入瀬川沿いにクルージングする。 |
それにしても渋滞が無い。今日は土曜日だという事を加味すると車の絶対数が少ないのか? |
お陰で非常に快適なドライブを楽しむことが出来た。天気も上々♪ |
いよいよ奥入瀬渓流観光センターが見えた。ここからが散策コースの始まりらしい。 |
しかし総延長14kmのコースは歩いて4時間30分、レンタサイクルでも1時間30分と(どちらも片道) |
帰宅時間を考慮すると掻い摘んで見るしかあるまい。残念だが次回は十和田湖泊で来よう。><
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渓流沿いの道は少しの路肩スペースがあると縦列駐車のオンパレード。観光バスもフツーに止まってるし。 |
石ヶ戸休憩所でようやく車を降りた。どれ、渓流ってばどんな感じなのかにゃ? |
へ〜、綺麗だねぇ。なんか自然の造形美ってヤツをしみじみ感じるねぇ。 |
動画はこちら→奥入瀬渓流 石ヶ戸付近(rmファイルです) |
歩き始めるとすぐに休憩所の云われの「石ヶ戸(いしげど)」があった。ふむふむ。 |
でも美女の盗賊ってちょっと良いかもw。(*^.^*)(←詳細は画像参照してね) |
10分ほど散策した後、点在する滝を見ようと車に乗り込むも見たい滝は満車状態。(ノ_・、)シクシク |
ようやく停められたのが銚子大滝。でも本流唯一の滝の素晴らしい光景に大満足♪ |
さてそろそろ腹も減ったし十和田湖で昼飯にすっかな。で、子の口の湖畔の食堂へイン。 |
奥入瀬そばを頼んだが直前で売り切れ。仕方なく稲庭うどんを注文し着席。 |
表で焼いてる“きりたんぽ”が何だか妙に旨そうだ。(⌒¬⌒*)ジュルッ♪ |
眺めていると地元の若いカップルが爆音と共に車で乗りつけ1本ずつ買っていった。 |
何だか微笑ましさすら感じるのは、容姿とは裏腹な言動と仲良くきりたんぽを頬張る姿からか。 |
それにしても稲庭うどん来ねーなー。そろそろ30分経つんですが?おっ、やっと来た! |
ちょっと茹で過ぎの感があるが味は(・∀・)イイ!汁まで全て飲み干しました。ε= (^0^*)げっぷ♪ |
「さて遊覧船でも」と思い船着場に行くが…。所要1時間?片道って1周じゃないの?こりゃダメだ。 |
一旦は車に乗り込むがあの“きりたんぽ”がどうしても捨て切れずダッシュw! |
このきりたんぽ(゜Д゜)ウマー!(゜Д゜)ウマー!(゜Д゜)ウマー!もうシアワセ…♪ |
遊覧船は諦め帰宅の途に付く。R103を十和田ICに向けて出発! |
十和田湖を眺めながらのドライブは山間部に入ると突然の渋滞で折角見つけた発荷峠展望台をパスする事に。 |
おっ、いよいよ秋田県だ。もうじき十和田湖ICだし時間も多少余裕ありそうなので何処か近場の温泉でも探そう。 |
すると“大湯温泉郷”を発見!十和田ICまでたった3kmの距離だ。外湯はあるのかな〜♪ |
“るるぶ”をベラベラとめくるとホテル鹿角に隣接された「ゆとりランド」なる施設があるらしい。 |
でもこの“るるぶ”去年版なんだよな〜。昨日のGSみたいに潰れてないだろな? |
しかし心配後無用、ちゃんとありましたw。それもかなり立派な施設。 |
駐車場に停め中に入る。入浴料1000円でタオル、バスタオル、髭剃りの入った手提げを渡された。 |
「お客様、地元の方ですか?」いえ、神奈川ですが何か? |
「只今1杯500円の生ビールが350円で、3杯ですと1000円で頂けるのですが」 |
いや結構です。こんな所で飲酒で捕まったらエライコッチャなのでグッと我慢我慢w。 |
浴場は岩風呂と露天風呂にサウナがあった。全身を綺麗サッパリ洗い流した後、まずは岩風呂に。 |
思ったより温めだが気持ち(・∀・)イイ!お湯は無臭な透明泉。ふへ〜♪ |
外の露天風呂、こちらは少し熱め。と言っても41℃位か。客も僅かな為ゆっくりと浸かった。 |
風呂上りにビールっ!と行きたいとこだがアイスコーヒーで我慢。ズズズー、カランッ。 |
現在16時ジャスト。さて残り700km気合入れて行こう! |
十和田ICから東北道に乗り、まずは給油ポイントの前沢SAまで突っ走る。(と言っても制限速度内ね) |
車も道も快調快調♪ポツポツ…。(◎_◎) ン?雨か?そうだ台風が来てるんだっけ? |
あっという間に薄暗くなり始め雨が降ったり止んだりを繰り返す。 |
既に真っ暗になった18時、前沢SA着。あまり遅くなって飯を食うと胃に負担が掛かるのでここで夕飯にしよう。 |
折角なので前沢牛ステーキ丼1600円を注文。これがまた(゜Д゜)ウマー! |
食後のコーヒーを啜り、外で一服した後最後の給油へ。残り530kmだ。 |
順調に宮城、福島を抜け渋滞ポイントの宇都宮、鹿沼も難なくクリア。 |
首都高に入っても時間の関係か目立った渋滞は無く絶好調で首都高バトル(と言っても制限速度内よw)。 |
東名を00時30分に降り、無事00時50分帰宅!総延長2050kmの温泉旅行でやんした。 |
中々楽しい旅でしたが次は500km圏内でゆっくり回ってみたいと思います。 |
また何処か探そうっと♪ |