北海道を快適に走るには



自車やレンタカーで走る方へのワンポイントアドバイスです。
今回の旅で分かった事、気が付いた事を出来るだけ分かり易く書いたつもりです。
但しあくまで参考にして下さい。万が一道警にご厄介になっても責任は負えません。自己責任でお願いします。




1.北海道ってどんな道?

北海道は道幅も広く(道道や市道であっても国道と同じくらい)、また直線の多い道路です。
場所によっては地平線の先まで直線が続く事もあります。
カーブももちろんありますが、箱根等にある所謂“急カーブ”と呼べるものは余りありません。
また眠気防止や路肩位置等、安全に走行できるよう様々な措置が随所に取られています。
札幌などの主要都市部はそれなりに車線も多く、全体的に渋滞もあまり無いようです。
無料休憩所やパーキングが多く、路上駐車が無いのが要因の一つかも知れません。
首都圏ではまず見られない、鹿、狸、狐、牛等の「動物注意」の警告標識が多いのも特徴です。


2.注意する事は?

法定速度は基本的には60km/hr(高速道路除く)です。
民家の多い地域や学校、またカーブの続く場所などは50km/hrや40km/hrに制限されます。
くれぐれも速度表示板に注意して運転して下さい。
しかし不親切な点もあります。それは速度表示板があまり無い事です。
「ここから○○km/hr」の速度表示板を見逃すと、自分が何キロで走れば良いのか分からなくなります。
40km/hrに制限されたのに気付かず、60km/hrで走行したのでは、20km/hrオーバーの速度違反になります。
沢山あれば良いと言う物ではありませんが、少なすぎるのも困りものですよね?
慣れてる人ばかりではないのですから・・・。
昨年クルーズコントロール(自動速度制御装置)を使い、○○0km/hrで走行し続けられたのは
奇跡に近いのかも知れません(笑)。

その地区の道内ナンバーの車の後ろを走るのも手です。
もし自分が先頭に立ってしまったら、後続車に譲りましょう。
また後ろに車が無ければ、の〜んびり走っても迷惑になりません。気楽に行きましょう。

山間部や牧場付近は動物の横断があるので注意して下さい。
鹿等がいるとサービスで客に見せるため停車する観光バスもいるようです。
自分はコレでかなりビックリしました。
良く言えばのんびりしてるのでしょうが、事故でも起こした日には目も当てられません。


3.あると便利なものは?

☆カー・ナビゲーション
これは本当に便利です。
いちいち地図を広げて確認する煩わしさから開放されるだけでなく、目的地や立ち寄り所までの
道案内、料金、時間まで教えてくれます。(メーカーによって個体差はありますが)
最近はHDDナビの出現でDVDナビも値段が安くなり、買い易くなっています。
余裕があればVICSも付けましょう。渋滞や工事情報などが地図上に表示されるようになります。

☆レーダー
今ではレンタカーにまで付いてるらしいです。
性能差は色々あるようなのでカーショップで聞いて下さい。
安いものでも殆どのオービス(自動速度取締り装置)には反応すると思います。
ソーラー式の物は天候により充電不足になりかねません。アダプターをシガーソケットに入れておいた方が
無難だと思います。

☆地図
万が一カーナビが故障し、道が分からなくなった場合はこれに頼らざるを得ません。
車のトランクなどに放り込んでおきましょう。


4.その他

北海道は長距離を移動します。
GS(ガソリンスタンド)は主要都市部を除きそれほど多くありません。
出来るだけ早目早目の給油を心掛けて下さい。燃料計が残り半分を示したら近くのGSへ。
「そろそろ無くなるからGSを探そう」では遅すぎますよ。

5.最後に・・・

これが少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
是非快適な旅を楽しんで来て下さいね。

日誌へ戻る