台北高等学校昭和十年第十回寮祭歌
伴奏:TAKECHANバンド 1、新潮南にウネリして 島に應(こた)ふる産(うぶ)聲の 原生林に打ち初(そ)めし 自由の鐘は音寂びぬ 創業の日の男子等は 歡喜を舞ひつ去り往きて 世紀を刻む齒車の 今廻り打つ十轉鐘 4、草に五月(さつき)の香をこめて 古亭の原に春は往く 百花の束を打ち碎き 命と焚きし此の聖火 燈影に布くや群舞陣 春の運命も離愁をも 舞ひをさめにし若人が 涙に黙然(もだ)す宵静か