嗚呼悠々の     


      昭和十年度静岡高等学校寮歌(後の眞寮々歌)

         伴奏:TAKECHANバンド 

1、嗚呼悠々の大宇宙
  無限の歩み刻むとき
  貴き我等の先人が
  湧きたつ血汐と熱涙の
  幾星霜の辛酸や
  榮光(さかえ)に映ゆる自治の丘

3、機山の彼方に日は落ちて
  半鉤の月は天高し
  靈峰富士の眞上には
  銀珠の如き北斗あり
  嗚呼(まこと)なる星影よ
  永劫(はてなき)希望をひそむなり

5、三年の春の感激や
  流轉の世相よそにみつ
  自由の楯を押し立てゝ
  ただひたすらに進まなむ
  いざ立たんかな健男兒
  共に守らむ自治の丘