君語らずや     


      昭和二十一年度静岡高等学校寮歌

         伴奏:TAKECHANバンド 

1、君語らずや仰秀の陵に集へる歡びを
  九秋の風吹き吹きて黄葉は散れど永劫の
  契りぞ固き自治の子等

2、宴の美酒の醉ひ醒めて黄昏の安倍訪へば
  行方も知らぬ川波の底に安らふ青魚は
  神の拈華に笑むとかや

7、頬紅の若人が右手に桂の桴とれば
  鼓聲機山を震はせて四方に羽摶く百鳥の
  建設の歌は空滿てり