はや秋風の     


      昭和二十年度静岡高等学校寮歌

         伴奏:TAKECHANバンド 

1、はや秋風の蕭々と    癈都に入れば彼の黍も
  瓦礫に離々と頭垂る   あゝ醜惡の歴史かも

2、よみの鬼火かほ靑く   十字架暗き壊道に
  崩れ果てたる塔や    白堊の巨骸夢いかに

7、それ不死鳥は扶搖摶ち  暗雲を縫ひ星碎き
  極光光れる蒼空へ    無限の旅に出でたたむ