広島高等学校大正十四年寮歌
伴奏:TAKECHANバンド
1、征旅遠く雲霽れて
眞紅に沈む夕日影
旌旗は高く血に燃えて
命の調べ颯爽と
吾等が胸に踊るかな
2、碧潭深くひそむなる
鮮鯉の心誰か知る
皆実にこもる
誇りと榮えは溢るかな
3、噫満天の星冴えて
空を貫く天の河
生の大道たたへつつ
心静かに今宵こそ
宴の杯をとらんかな
*大正13年に同時に創立された広島高と姫路高が翌年野球試合を行い、2:1で
広島高が勝利した。その時の感激を一夜にして作詞・作曲したのがこの遠征歌である。
姫路高側は、その時の悔しさを切歯扼腕し、臥薪嘗胆を誓った。そして作った寮歌が
あの「屠藝軍の歌」である。