みどりしたたる     


      姫路高等学校大正十四年度開校記念祭歌

        伴奏:TAKECHANバンド

       1、みどりしたたる姫山に
     仰ぐもたかき白鷺城
     瑞鳥(ずいちょう)やぐらに高鳴けば
     あけぼのきざす初霞
     若き心をおどらせて
     のぞみの朝は明けてゆく

   2、今日創業の記念祭
     高き學舎(がくしゃ)の窓により
     潮の()遠き播磨灘
     輝くまみに見渡せば
     遙かにゆらぐ舟の帆に
     あくがれやまぬ思ひかな

   3、ああ玲瓏(れいろう)と雲もなく
     澄み渡りたる今朝の空
     誇と(はえ)におののきて
     又めぐりあふ記念祭
     よろこびうたふ譽歌(ほめうた)
     播磨の原にどよむなり


   *白鷺城とは、姫路城のこと。その昔、国道2号線や浜国道を子供を乗せてドライブして、よく遊びに行った
    ものです。城の傍に、古い校舎がありましたが、あれが姫路高等学校だったのですね。非常に懐かしいです。