成城高等学校昭和十七年三月
        伴奏:TAKECHANバンド 
 1、多摩のせゝらぎ滾々と
   往きて帰らぬ泡沫の
   消ゆる名残を傷みてや
   夜をしぬびなく葦間風
 2、薄紅の夢の花
   舞美わしきハイデルに
   芽吹きそめにし恋心
   椿の如く燃えにしを
 4、瀛州の宴仙人が
   ひとみ遥かに見さくれば
   今宵別離の感傷に
   泣けとの如く月冴ゆる
 5、嗚呼さらば行けいとし友
   多摩の川辺の歌声は
   喜多見ヶ丘をおりて行く
   君を祈らん末遠く
        
 2番の歌詞にある「ハイデル」について、成城高・村瀬先輩にお尋ねしたところ、
概要次のとおりの返事をいただきました。参考の為、転記します。