1、しづかなる錦江の海 紅にあかりゆく時 進みゆく者の喜び みちみちて胸に溢れぬ 現世の小さき快樂も まぼろしと既に消えたり 2、見はるかす紫原は み空染め今し暮れゆく 父母のもとを離れて 起伏の三年の夢は 苦しみも多にはあれど 友ありて心和みぬ