1、もりの梢のほのしろく ほろほろふくろなくころは 泉に月のさめざめと 眠りよさめよふるさとの 夢路にとほくおもひでの 君はひとりとゆりおこし 胸に黄金の笛を吹く 2、ふるさと遠き山かげの まきばのほとりはらからと みてらのかねのなるころは 夕べのあかき雲をみて 草笛ふきてありしわれ おゝわがむねに草笛の 思出遠きふるさとよ