南十字の     

        昭和十四年第七高等学校造士館第三十八回記念祭寮歌
                
伴奏:TAKECHANバンド  

1、南十字の瞬きて
  筏を御する若き子が
  黒潮洗ふ此の里に
  久遠の基おきてより
  春秋幾度夢殘す
  魂の故郷白鶴城

2、「自治」と「自由」は我啓示
  三年の契榮あれど
  龍舌蘭の花にもえ
  南寮築きて廿年
  益良雄意氣に感じては
  「寮則我」と書きけるを

5、百二都城に秋更けて
  高き理想の若き子が
  今光榮の「白純」の
  寮旗の下につどほひて
  民族の意氣さながらに
  南寮のほまれ高唱せん