流星い逝き       

    
        
昭和十六年第五高等学校寮歌

        伴奏:TAKECHANバンド    


1、流星い逝き人去りて    めぐる流転の現世に
  神代ながらの古典繙けば  孤燈の下に深みゆく
  秋の夜長に寮灯は     二更を過ぎて静かなり

2、月影踏みて友と行く    野末の森に夜は酣けぬ
  苔むす志士の墓に伏し   熱涙しぼる若人の
  胸に高鳴る憂國の     至誠を誰に語らんや