古城のほとり       

    
        
昭和十一年第五高等学校寮歌

        伴奏:TAKECHANバンド    


1、古城のほとり黄昏れて   夕陽、金峯に沈む時
  遠く異域を思ひては    遊子の胸も躍るかな

2、ガンガの河に咲出でし   心の主や今何処
  ナイルの河の夕映も    今は淋しき金字塔

3、星行き人は去り行けど   久遠の力存しては
  幾世隔てし今日の子の   心の絲に触るる哉

4、絃月淡く夜は更けて    白川低くむせぶ時
  龍田の山に谺して     気を吐く五高四棟寮