それ北韓の       

    
        
明治三十九年第五高等学校全寮寮歌

        伴奏:TAKECHANバンド    


1、それ北韓の白雪に     血潮そめしは何故ぞ
  朔北風は寒くして     白草原の月すごく
  屍つみしは何故ぞ

2、正義と道を窓として    活眼を世にそゝがずや
  新勝の栄にえひしれて   甘き夢路をくりかへし
  よろこびくるふ時ならじ

3、扶揺をうちてかけのぼる  圖南の翼おさまれば
  陵霄の気はおとろへて   痛ましい哉神州の
  青年の意気いづこぞや

7、今武夫原の春にして    鬱勃の気をはらすべし
  覺醒の歌高誦せば     天空高くこだまして
  とはのひびきにどよむかな