1、むかし日ふ「北方の強」
七州の山河によりて
帝國の未來を肩に
負はんずる健兒の群ぞ
汚さんや 汚さんや
「二高」のわが名
2、蒼茫の大野を馳せて
あれ狂ふあらしの叫び
太古林日の蔭なきを
焚き掃ふ猛火の焔
比ふべし比ふべし
健兒の意氣に
3、堅岩も碎かざらめや
金鐵も熔かさざらめや
虹霓の氣を吐くところ
盤根に利器を示して
あたるもの あたるもの
皆塵と飛ばさむ
4、時到る、−五尺のむくろ
青春の力ためせと
紅血の躍る聞かずや
「二高」の名懸るところぞ
たゞ勝たむ たゞ勝たむ
あゝたゞ勝たむ