分類 | 周飾頭類 ネオケラトプシア類 ケラトプス科 セントロサウルス亜科 |
生息年代 | 白亜紀後期カンパニアン階後期(約8000万年前〜7400万年前) |
生息地域 | 北米大陸 |
体長/体重 | 5m/? |
食性 | 草食 |
(写真はアメリカ自然史博物館展示標本)
右より、セントロサウルス、スティラコサウルス、エイオニオサウルス、アケロウサウルス、パキリノサウルス
図版はすべて「恐竜大図鑑」(日経ナショナルジオグラフィック社刊)より
【スティラコサウルス写真集】
国立科学博物館新館B1F恐竜ホールに展示されているスティラコサウルスの頭骨。
正面から撮影。
この化石はエリ飾りの刺がないため一時セントロサウルスのものとされていたが、後の調査で子供のものであることが判明。アメリカ自然史博物館の標本と比較すれば、スティラコサウルスの刺が二次性徴によるものということが理解できる。
スティラコサウルスはその特徴的な外見から、さまざまな生体復元が作られている。
右はカナダ ティレル古生物学博物館の復元模型(大恐竜博1990図録より)
左はキートンのフィギュア
【参考】
右:ダスプレトサウルス(骨格図)
左:アルバートサウルス(骨格図)
骨格図はG・ポール「肉食恐竜事典」(河出書房新社より)
両者はスティラコサウルスと同時代のティラノサウルス科の肉食恐竜である。
右のダスプレトサウルスのほうが、左のアルバートサウルスよりも全体としてがっしりとした体格となっている。
これについてはダスプレトサウルスが主にスティラコサウルスのような角竜を、アルバートサウルスがハドロサウルスを獲物にして、棲み分けをしていたための適応と言う説がある。
事実、ダスプレトサウルスの直系の子孫としてより大型のティラノサウルスが登場しており、そのころ、角竜は角が3本あるカスモサウルス亜科でトリケラトプスやトロサウルスという最大級の種が生まれている。
どうやら角竜とティラノサウルス類は喰う喰われるの関係で共に進化したらしい。
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