野菜

丸山雄規さん・美希さん&丸山喜幹さん・尚子さん
(愛知県南知多町)

丸山さん一家
  −愛知県南知多町

 大きな体で、畑や野菜のことを話し出すととまらなくなってしまう。どこか少年(ガキ大将の方がぴったり?)の雰囲気を残している丸山喜幹さんとは、1989年くらしを耕す会始まって以来の長いおつきあいです。
 25年以上も前に「こどもたちに農薬や化学肥料を使わない野菜を食べさせたい」という若いお母さんたちの要望に応えて、安全・安心からスタートした野菜作り。今ではだれもがおいしいと言ってくれる野菜、さらには食べる人がもっと元気になれる野菜へと進化し続けています。
 そんな喜幹さんの後を受け、いまや野菜作りのほぼ全てを手がけるまでに“腕を上げた”のは長男の丸山雄規さんです。その野菜作りにかける姿勢は、じゃが・たま・にんじん(じゃがいも・玉ねぎ・人参)などの“定番野菜の充実”と、見た目もキレイな“農薬・化学肥料ゼロ栽培”の野菜作りです。
 知多半島の先端近く、山海の広大な畑で育てる野菜は年間70〜80種。丸山さんの作る野菜からは、そのコクのある深い味わいとともに、大きな大きなパワーが伝わってきます。

花井克元さん・綺野さん
(愛知県大府市)

写真左から、 花井克元さん・綺野さん
  −愛知県大府市

 知多半島のつけ根、大府市で野菜と米を作っている花井克元さん。頭の中は畑や田んぼのことがほとんどを占めているらしく、野菜や米作りのことを語らせるとキリがないほど。花井さんの野菜をひと言で表わすなら“エネルギーのかたまり”。「最近の人たちはあんまり野菜を食べんなぁー」と時折つぶやく花井さんは、できれば畑丸ごと会員に届けたいと考えています。
時には、箱からはみ出すくらいの大根がドーン、あるいは直径20cm以上の巨大とうがんがドカーンと入ったりして、受けとる会員を驚かせることもあります。しかし、このパワフルでスリリングな野菜セットを食べ続けていくと、知らず知らずのうちに受け取る側も“野菜を食べる力”を育てていくことになっていくのです。
 畑だよりを読んでいると、花井さんがその時夢中になって取り組んでいる野菜がよくわかります。ある年はさつま芋、翌年はブロッコリー、その次はアスパラ…、どうやら毎年同じ作物を同じように作るのはつまらないみたいなのです。生産者と一緒に新たなチャレンジを楽しむのも、花井さんの野菜セットの魅力のひとつです。

正木 努さん・早苗さん
(愛知県新城市)

正木さん一家
  −愛知県新城市
正木さんご夫妻のブログ

 正木努さん、早苗さんのお二人は有機農業塾(栃木県)での修業中に出会い、その後、農地を借りた新城市の畑で結婚式を挙げました。そんな二人も今では就農10年を越しました。何事も真面目に取り組む努さんと、二児の母になっても初々しさを失わない早苗さんは傍目には仲の良い夫婦ですが、どちらも「ここは譲れない」という頑固な一面も持っています。
 就農間もないある夏には、8月の少雨、9月の高温と異常気象が続き、定植したばかりのキャベツや白菜がことごとく虫に食われるというピンチに見舞われましたが、「虫にやられても、蒔いて蒔いてひたすら蒔きます」(正木さんの畑だよりから)という粘り強さを発揮しました。その努力が実り、翌年の冬もキャベツや白菜がちゃんと会員の食卓に届きました。やはりタフで頑固でないと有機農業は続けられない!? 長女のもみじちゃん(会員からおさがりの布オムツで育ちました)、長男の葉太くんも両親をしのぐほどのパワーの持ち主。畑のお手伝い&遊びに元気に飛び回っています。