セガサターンレビュー

※コメント、点数は管理者の独断と偏見で書いています。一方的な苦情は受け付けません。点数やコメント は定期的に変更される可能性があります。(と言いますか、文才に自信がないのでよくコメントを修正してい ます。)


ウイニングポストEX(光栄)
ジャンル:シミュレーション
点数(10点満点中):6点

〜コメント〜

牧場の経営者となって馬を育成し試合に勝たせていく普通の競馬ゲーム。
悪くは無いがよくも無いような普通のゲームです。


エネミーゼロ(ワープ)
ジャンル:シューティング
点数(10点満点中):6点

〜コメント〜

宇宙船の中で見えないクリーチャーと戦うゲーム。DOOM系のシューティングで謎解きアドベンチャーを含ん でます。
賛否両論、面白いとクソゲー、とまぁ、評価が分かれやすいゲーム。試みは成功していると思います。しか し、いささか難しすぎるような気がしますね。英語ばかりで不親切だし。イベントなどもめんどくさい。
見えない敵からの恐怖感はいい感じです。


機動戦士ガンダム(バンダイ)
ジャンル:シューティング
点数(10点満点中):9点

〜コメント〜

機動戦士ガンダムを題材とした横シューティングゲーム。
ダメゲーが多いガンダムですが、これは名作!シューティングとしてもそこそこ良く、各ステージにガンダ ムの名シーンを随所に盛くんでいるので思わずニヤッときます。ステージ数がやや少なく感じますが、原作 の名場面(劇場版からかな)を上手い具合に編集しているので不満とは言えないかな。
初代ガンダムが好きならお薦め。今なら安いし是非買って確かめて下さい。


機動戦士ガンダム外伝1 戦慄のブルー(バンダイ)
ジャンル:3Dシューティング
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

ガンダムを操るのではなく、「ジム」を操り、ジオン軍と戦っていくゲーム。
3D画面により、臨場感があふれるアクションゲーム。コクピットからの視点がリアル。
難易度は高い。なかなか良いゲームです。キャラゲーとしても合格。


機動戦士ガンダム外伝2 蒼を受け継ぐ者(バンダイ)
ジャンル:3Dシューティング
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

外伝3部作の第2弾。
前作戦慄のブルーに挙げられた不満点を改善し、より遊びやすくなりました。 いよいよ今回で主人公が「ブルーディスティニー1号機」に乗り込みます。 またライバルキャラが搭乗する「イフリート改」との対決など、見所満載なので 前作のファンの人は買いですね。


機動戦士ガンダム外伝3 裁かれし者(バンダイ)
ジャンル:3Dシューティング
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

外伝3部作の第3弾で完結編。
前作でブルーが使用不能となったので新しくガンダムフェイスのブルー3号機に乗り込み、 先に基地に潜入しブルー2号機を奪ったニムバスを追跡するところから始まります。
でも機体が変わってもやってることは前作と同じです。最終面でやっとビームライフルが渡されますが、 敵がニムバスの乗る2号機なのでビームライフルの強さが味わえないのが残念。
ガンダムゲームとして、またシューティングとしても良くできたゲームだと思いますよ。 最終面の宇宙ステージもなかなかいい具合に再現されていましたし。シリーズを買ってきた人は買い。 まだ遊んでない人で興味があるなら今作から入る前に1から順に遊んでおくことをお勧めします。
おまけでアムロの操るガンダムのデータと対戦ができますが、むちゃ強い!


クォバディス(グラムス・・・だったかな、名前)
ジャンル:シミュレーション
点数(10点満点中):5点

〜コメント〜

SFシミュレーション。主人公は士官学校出身の若き艦隊指揮官。正義を哲学的に考えされられる内容になっ ていたと思います。
艦隊戦のシミュレーションや戦闘前のキャラクターの会話など総合的にゲームの出来はあまり良くはありま せん。いいゲームに化けられる可能性があったかもしれないだけに惜しいかな。
PSに移植されています。


グランディア(ゲームアーツ)
ジャンル:RPG
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

世間ではかなり評判がよろしいようですが、自分はある不満が最後まで引きずり純粋に楽しめませんでした。 その不満とは、主人公ジャスティンがあまりに幼稚臭い事です。
14歳にもなって近所の悪ガキ達と宝捜しごっこするは、戦闘時におもっくそ甲 高く大きな声で「V字斬りだぁー!」なんて恥ずかしい台詞を叫ぶは、 お前はボルテスVの健一か!思わず突っ込みたくなるぐらいですよ。これらの 幼稚な言動のおかげでまったく感情移入できたもんじゃないです。

最初キャラのイラストや設定を見るとちょっと生意気そうな元気な少年といった印象を受け、世界観はジブ リの天空の城ラピュタのようなものと思っていたのですが、見事に肩透かしを喰らった感じです。何でこう も悪い意味でのアニメ臭い演出にしてしまったのか、またジャスティン以外にもスーやラップ等も同様に思 えました。キャラ表現がこの様なアニメ的な演出でなければ文句は無かったんですがねぇ。
ジブリ風に少年少女の冒険活劇を描いた「つもり」でしょうけど、結局真似に過ぎなかったと言ったところ でしょうか。
ゲーム自体の完成度がかなり高いだけに、この間違ったアニメ式な演出さえなければと悔やんでしまいます。

少々脱線しますが、今作の前向きで明るい冒険活劇風の世界観が評価されていたのにもかかわらず、ゲーム 機の年齢層に合わせて続編の世界観をアニメマニア向けに変えてしまうという、勘違いも程があるファンを 舐めまくった愚行を実行してしまう作り手のナンセンスさにも呆れてしまいました。
ゲームアーツに限った話ではなくゲーム会社は全般に言える事ですが、もうちょっとユーザーの視点を考え ろと言いたい。


極上パロディウスだ!(コナミ)
ジャンル:シューティング
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

業務用の「パロディウスだ!」と「極上パロディウス」がセットになったお買い得なゲーム。
基本はグラディウスですが、ギャグ満載で随所に笑いの要素が組み込まれています。2人同時まで遊べます。
個人的に追加キャラのいるSFC版の方が好き。


サクラ大戦(セガ)
ジャンル:アドベンチャー
点数(10点満点中):8点

〜コメント〜

今では言わずと知れた、セガの看板ゲーム。
時は大正時代、世には降魔と言う魔物や「黒の巣会」という秘密結社が人々を恐怖に陥れていた。
主人公「大神一郎」となり、普段は「帝国歌劇団」として劇場で活躍していて、帝都を脅かす者が出てきた ら、「帝国華撃団」の隊員となって戦うヒロイン達と平和を守るため戦っていく、という内容です。
テレビのような第〜話構成で進んで行き、普段はアドベンチャー画面で進み、隊員と信頼度を高めていき、 そしてシミュレーション風の戦闘へと変わり、隊員達が乗り込む霊子甲冑「光武」と言うロボットで敵を倒 していくと言う設定はとても斬新でした。戦闘ではアニメ顔負けな必殺技や、アニメーションなどがあって 盛り上がりますぞ。
キャッチフレーズ通りの娯楽ゲームですね。アニメを見ている感覚で気軽に楽しみましょう。ちなみにDCに も移植されています。


シムシティー2000(セガ)
ジャンル:シミュレーション
点数(10点満点中):8点

〜コメント〜

シムシティーの続編。初めとセーブ時のロードの長さがちと辛い。あとはおおむね良し。時間が有り余って いる人は、の〜んびり町を作りましょう。



スーパーロボット大戦F(バンプレスト)
ジャンル:シミュレーションRPG
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

第四次スーパーロボット大戦を大幅リメイクし、ほぼ完全新作となった作品。
当時話題騒然だったエヴァンゲリオンの参戦を初め、ガンダムW、Gガンダム、トップを狙え、イデオン等こ れまでにない作品が参戦し非常に注目されました。

しかし、自分に言わせますと今作最大のポイントはエヴァでもなければ新規のストーリーでもない。それは 音楽です。PS版の新の酷さとは天と地以上の差があります。今でこそPS2で原曲に近い再現をしていますが、 当時はビックリするほど出来が良かった。今でもサターン版の音楽の方が優れている曲もけっこうあったり しますしね。
逆に新規参戦組みの影響によるストーリーの変化や音楽以外は第四時とさほど変わらず、特にグラフィック のへぼさには当時ですらがっかりしました。ほとんどSFCの第四時と同じで次世代機とは思えぬショボさに戦 闘時のアニメーションも少ない。
また大人の事情で「F」と「完結編」に分かれたもの大問題。雑誌等ではデータ多すぎて入らない、なんて言 い訳がましいことを言っていましたが、データ解析した人によれば用量は十分にあるとの事。セコイ販売し おってからに。しかもその完結編には大きな問題が…。
続きは完結編レビューで。



スーパーロボット大戦F 完結編(バンプレスト)
ジャンル:シミュレーションRPG
点数(10点満点中):6点

〜コメント〜

Fで中途半端に終わり、まだかまだかと待ち望んだ完結編。
いざ蓋を開けてみると期待は見事に空回り。Fではスーパー系、リアル系共にバランスが取れていましたが、 完結編では一部のニュータイプ以外はカス同然となってしまい、バランスが 崩壊。スーパー系はまず攻撃が当らず、しかも攻撃の威力がリアル系の最強攻撃とさほど変わらない。また 一部ニュータイプは


ストリートファイターZERO(カプコン)
ジャンル:対戦格闘
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

何故ZERO!?「3」は!?
失敬、スト2シリーズから旧にパワーダウンした感じになったので、つい。
ゲームとしての出来は結構いいんですが、キャラクターが少なく、音楽もあまり印象に残らないし、なんだ か地味な感じがします。


ストリートファイターZERO2(カプコン)
ジャンル:対戦格闘
点数(10点満点中):8点

〜コメント〜

ロードの長さを除いて、ほぼゲームセンターといっしょ。
また、海外版の要素も入っていて、殺意の波動に目覚めたリュウや、スト2時代(?)のザンギエフにダルシム、 真豪気もプレイヤーキャラとして使えます。前作の汚名を見事に返上した作品。
ただ、残念なのが、いかにも受けを狙ったかのようなキャラクター、女子高生「さくら」の存在。見よう見 真似で身に付けた波動拳や昇龍拳を使い、セーラー服姿でブルマをちらつかせて戦うその姿は異様に浮いて おり、ゲームの世界観を無視したユーザーをなめているとしか思えないキャラクターです。 カプコンさん、このキャラは勘弁してください。


仙窟活龍大戦カオスシード(ネバーランドカンパニー)
ジャンル:シミュレーション
点数(10点満点中):9点

〜コメント〜

先に出ているSFC版をパワーアップして移植したのが本作で、主人公の新米洞仙(大地の仙人)となって枯れ果 てた不毛の大地を蘇らせるのが目的のダンジョン育成シミュレーションゲームです。
かなり独創性のある作品で、またルールがややこしいので先に軽くゲームの説明をさせて頂きます。

まず、ゲームのメインとなるダンジョンについてですが(このゲームではダンジョンの事を「仙窟」と呼びま す)、見た目は「風来のシレン」っぽいダンジョンで、最初は一つの部屋しかなく(例外もあり)、その部屋を 拠点に大地を蘇らせる為に必要な能力を持った各部屋を作成していきます。
部屋は、
大地を蘇らせる為や仙窟を機能させるのにに必要なエネルギーを生産する「生産部屋」、
ダンジョンの性能を上げたり「仙獣」を呼び出したりするのに必要な「錬丹」を作る「錬丹部屋」、
仙窟にエネルギーや錬丹を運んだり、侵入者と戦う仙獣を呼び出す為の「召還部屋」、
大地が蘇える為に必要なエネルギーを入れる注入口の「龍脈炉」、
などがあります。
また部屋には地、木、水、火、金の属性があり、属性によって作れない部屋があったり、属性を利用し部屋 の性能を飛躍させる「風水」などがあります。それらを駆使して無事大地を復活させるのです。

しかし仙窟には洞仙を邪魔する敵が出てきます。しかも出てくる敵はなんと人間なんです。(ダンジョンなど に寄生する邪精や龍などもいますが)
洞仙は大地を蘇らせる為にエネルギーを龍穴炉に注ぎ込み大地を復活させるのですが、エネルギーが満たさ れ大地が蘇る瞬間に大きな地震が発生してしまいます。地上の人々はこの地震のせいで大迷惑。また一部の 悪い洞仙の影響もあって、洞仙は大地を枯らしたり悪行を行う悪い仙人と人々から勘違いされてしまい、賞 金稼ぎや軍隊などの侵入者が仙窟を破壊し洞仙を討伐しに来てしまいます。そんなときは先に述べた「仙獣」 たちと協力して侵入者を退けましょう。

ようするに部屋を作って敵から仙窟を守り機能させ、エネルギーを生産し大地を復活させる、これが大体の ゲームの説明です。
次にもう一つの核となるストーリーですが、主人公は最初の仙窟で太古の龍によって「平行世界」に飛ばさ れてしまいます。この後、平行世界の各地(一話ごとに別の世界の話になっています。一話は最初の仙窟、二 話はある平行世界の話、三話は二話とは違う平行世界の話、と言った感じです。)で元の世界に戻る為に仙窟 を作りつつ情報を集める、と言ったハラハラドキドキモノのストーリーがこのゲームをよりいっそう盛上げ てくれます。
しかも一話ごとにマルチエンディングがありますし、自由度の高い仙窟作成と伴って何度でも遊べるのがニ クイ!

色々とややこしいゲームではありますが、この手のジャンルが好きな人、ルールが理解できれば絶対ハマれ ます!超お薦め!
あとおまけディスク付きがあれば多少高くとも絶対ゲットすべし!サターンの雑誌に掲載されていたカオス シードの漫画がなんと声付きで見れたりとサービス満点の内容ですので絶対損はしませんよ。


卒業2(リバーヒルソフト)
ジャンル:シミュレーション
点数(10点満点中):5点

〜コメント〜

いわゆる恋愛シミュレーションゲームと言うやつです。
まぁ、悪くも無いが良くも無いような出来です。女子高の教師となって、問題児5人組みの女生徒を更生させ るのが目的ですが、初めのエンディングでは何故か女生徒の一人と結婚してしまい、校長先生からは生徒に 手を出したエッチな教師だと烙印を押されました。普通に更生させようとしてたのに・・・。(笑)
(くれぐれも勘違いしないように。スケベイなゲームではございません。)


デイトナUSA(セガ)
ジャンル:レース
点数(10点満点中):9点

〜コメント〜

ゲームセンターで大好評だった「デイトナUSA」の移植作。完全移植は無理でしたが、でも面白い!
特にさわやかさ、あの歌!「ロ〜リングスタァ〜♪」や「デイト〜ナ〜♪」とか聞いててノリノリ!
この作品で、自分はレースゲームの面白さを知りました。



デビルサマナー ソウルハッカーズ(アトラス)
ジャンル:RPG
点数(10点満点中):9点

〜コメント〜

FC時代から続く人気の女神転生シリーズで、サターンではデビルサマナーシリーズとして展開。
実を言うと今まで宗教がかったイメージに馴染めずスルーしていましたが、今作の近未来的な世界観に興味 を持ち、初めて女神転生シリーズを遊ぶ事になりました。

結論を言いますとすんごく面白かった!
画像、音楽共に凄く綺麗でビックリ。ストーリーは硬派でグイグイ引きこませましたし、シリーズの売りで ある悪魔を仲魔にするのも、合体させるのも独特で面白く新鮮でした。
ダンジョン等の3Dマップは余り見慣れていないのでこれまた新鮮でしたし臨場感もあってドキドキしながら 先に進んでいました。また一見面倒臭そうでしたがナビ機能のおかげで投げ出さずにすみましたよ。

何もかもが目新しく面白い。ゲームの完成度も非常に高く、システム面でも新設丁寧に作られており、女神 転生シリーズ初体験の自分にも問題なく入り込め、はまりっぱなしでした。
唯一の不満は主人公が死ぬと即ゲームオーバーになる事。甦生魔法があるのに不親切に思えました。

コアなファンの間では親切すぎてヌルい、なんて声も聞きますが個人的に非常に良かった。大満足。
超おすすめのRPGの一つです。まだ遊んでいない方、興味があれば是非遊んでみてください。


DX人生ゲーム(タカラ)
ジャンル:ボードゲーム
点数(10点満点中):6点

〜コメント〜

人気ボードゲームの次世代機ゲーム版。なんだか訳の分らないイベントが盛りだくさんです。
悪くは無いと思います。でもかといって良いと言うわけでも無い。4人そろうとそこそこ面白いかと。 だが、何度も遊ぶと4人そろっても面白くなくなります。
BGMはいい感じです。


天外魔境第四の黙示録(ハドソン)
ジャンル:RPG
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

アニメバリバリなゲーム。戦闘シーンとストーリーの構成をもうちょっとしっかりしていれば名作となれた かも。天外シリーズはSFC版の「ZERO」以外遊んでいないので、従来のシリーズとは比べられないなぁ。
ところで、なんでアメリカが舞台なのに登場人物は漢字の名前のキャラが多いのだろうか。


電脳戦記バーチャロン(セガ)
ジャンル:アクション
点数(10点満点中):8点

〜コメント〜

「待っていたぞ!!!バーチャロン!」

ゲームセンターで一台旋風を巻き起こした、3Dロボット対戦アクションゲーム。ガンダムを操縦している感 覚を味わえるとあって無茶苦茶興奮していました。いや〜、当時ゲームセンターにほとんど行く機会の無い 自分にとって、この「バーチャロン」の移植を楽しみに待っていました。
サターンに無理やり移植した感じもしますが、ゲームセンター版の雰囲気は損なっておらず、ちゃんと遊べ ます。BGMが凄く良く気にいっています。
別売りのツインスティックがあるとゲームセンター感覚で遊べるので資金に余裕があったら買っておいた方 がいいです。まぁ、今では格安で売っているはずですが。


ときめきメモリアル forever with you〜(コナミ)
ジャンル:恋愛シミュレーション
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

恋愛シミュレーションの今日を築き上げた金字塔。社会現象にまでなったあまりに有名なゲーム
サターンユーザーは待ちに待った事でしょう。

10人を超える個性豊なヒロインたちを巡る青春の日々。高校生活を疑似体験できる感情移入の高いゲーム。
日々古臭さを感じない今でも十分に通用する絶妙なバランスのパラメーター上げ、四季折々や学校、平時の 多種なイベント、ややボリュームにかけるものの何度も繰り返し続けるのに合ったデート、豊富なミニゲー ム、ゲームの雰囲気に合った名曲の数々。
当時各社から様々なタイプの恋愛シミュレーションゲームが発売されていましたが、どれもこれもアニメや 声優を無駄に使った駄作や凡作ばかり。ベースのPCエンジン版を改良したとは言え、何年か前の作品の移植 作にもかかわらず、その完成度の高さは目を見張るものが有ります。
ただ、残念なのはボイスにノイズが混じっていたり、PS版とほとんど変化がなく、サターン版オリジナルの 自分から告白やまっすぐ家に帰る、などの追加要素はほとんどおまけ程度だったという事。
また先にSFC版を遊んで勝手に自分で各キャラの声のイメージを作り上げていてしまっていた為、実際の音声 の差に違和感を感じたりもしました。そのせいで点数はやや低めにしてあります。


ドラゴンボールZ(バンダイ)
ジャンル:対戦格闘
点数(10点満点中):4点

〜コメント〜

大人気漫画のゲーム化で格闘ゲームです。
シリーズの次世代機版でPSの移植のようなもの。人数はPS版より多く、アニメーションの演出などで派手な んだけど、ゲームとしてはやはりイマイチ。かめはめ波などの飛び技はほとんどふさがれてしまうのでほと んど接近戦になってしまいます。これじゃぁ原作の良さは引き出されてないですよ。
ドラゴンボールファンは買ってみては・・・どうかなぁ。


パンツァードラグーンツヴァイ(セガ)
ジャンル:シューティング
点数(10点満点中):6点

〜コメント〜

なんでこんな点数なんじゃー!とファンから怒られそうなぐらい巷では非常に評判の良いゲーム。
フルポリゴンで構成された画面は大迫力。ドラゴンに乗り、敵を次々と倒していくその姿に圧倒されそうです。 3Dシューティングやトロトロとした進行具合が嫌な人ははっきり言って合わないかと・・・。ひえ〜。


バーチャファイターリミックス(セガ)
ジャンル:対戦格闘
点数(10点満点中):6点

〜コメント〜

ゲームセンターで大好評だった作品をリメイク。ファンならどうぞ。


ぷよぷよSUN(コンパイル)
ジャンル:パズル
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

おなじみのぷよぷよシリーズ第三弾。サターンの互換基板ST-Vのおかげもあって早く移植されました。
前作に比べてコントが少々笑えるようになったのは大きな進歩。しかしキャラがガクッと減ったのは少々寂 しいかも。まぁ、新キャラは味のある奴等だし結果オーライ。
今作からの新システム「太陽ぷよ」はゲームバランスが崩れるとの事で世間では不評のようですが、初心者 や不得意な人でも大逆転できる可能性があるし、コアな層しか遊ばなくなりつつある状況の救済処置として 見ればいんじゃないのかな。設定で太陽ぷよを無くせるし。
後はいたって普通のぷよぷよです。

ぷよぷよシリーズが好きな人やパズルゲームで遊びたい人にお薦め。


ぷよぷよ通(コンパイル)
ジャンル:パズル
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

ゲームセンターで人気の移植作。
色違いのぷよぷよを四つ並べて消し、連鎖していこう。
寒いコントやギャグに、取って付けたようなストーリーがかえって面白くて笑えるかも。(笑)
万人におすすめのパズルゲーム。


プリンセスクラウン(アトラス)
ジャンル:アクションRPG
点数(10点満点中):8点

〜コメント〜

次世代機3Dポリゴン全盛期に出た2DのアクションRPG。
なによりすごいのはアニメーション。非常になめらかに動きます。キャラが生き生きしていますね。 そしてその凄いアニメパターンが全部ドットで描かれていてるのがまた凄い!まさに職人芸と言っても過言 でありません!

さて、肝心のゲーム内容ですが、王道のアクションRPGで、カプコンのD&Dやファルコムのぽっぷメイルなど に似ています。
もっとも、プリンセスクラウンは行動全てが非常にゆっくりしていて、アクション系の爽快感を期待すると 裏切られるかもしれません。しかし行動一つ一つの凝ったアニメーションにはその不満を打ち消すだけの説 得力があると思います。

ストーリーは童話にありそうなお話で、主人公の王女グラドリエルがちょっとした好奇心で外の世界に出た 事から始まります。(と言ってもおてんばとかそんな性格ではなく、強く、優しく、品があり、子供にもかか わらず非常に良くできた王女で、母が救ったこの国を一国の王女として一度この目で見てみたい、そんな理 由からの行動です。とは言っても、どこかしらに「子供」としての好奇心があったんかもしれません。)
旅の途中にであった妖精と一緒に行動をし、お茶目な魔法使いの女の子、魔物の血を引く剣士、義理人情に 厚い海賊風の男、他様々な人と出会い、人助けのためドラゴンや人を石してしまう魔物など恐ろしいモンス ターと戦ったり、そんなこんなの旅を続けるうちに魔王復活が近づいているのを知りそれを阻止せんと戦っ ていく、と言う昔どこかで見たような、なつかしい感じのするお話です。

正に王道、これぞファンタジー!古き良き時代のゲームが好きな人には是非どうぞ。


ポリスノーツ(コナミ)
ジャンル:アドベンチャー
点数(10点満点中):8点

〜コメント〜

主人公「ジョナサン」は人類が宇宙に出ようとしている時代に、先駆けて結成された警察の組織、「ポリス ノーツ」の一員。ジョナサンたちは人類の希望を胸に宇宙へと飛び立った。
しかし、宇宙での任務中にアクシデントに遭い、宇宙空間を漂流することになる。そして数年後、偶然助け 出されたジョナサンは今の時代に取り残され、ひっそりとした町で探偵まがいの仕事をして生活をやりくり していた・・・。ある日かつての婚約者がジョナサンを訪ねてきたところからジョナサンの歯車は大きく傾き、 動き出すのであった。

硬派なストーリー、映画のような映像、すべてが斬新に見えるアドベンチャーゲームです。今なら値段も安 いはず。気になっているなら買ってみましょう。
ちなみに、3DOからPS、SSへと移植されるにあたり進化してきたゲームだそうです。


魔法騎士レイアース(セガ)
ジャンル:アクションRPG
点数(10点満点中):9点

〜コメント〜

良質なアクションRPGです。
原作はあまり(と言うよりほとんど知らない)知りませんが、大人気のアニメのゲーム版のようです。
ストーリーは、現代から召還された3人の女子学生が魔法騎士(マジックナイト)となってお姫様を助け出すた め旅立つ、と言う内容です。
3人の魔法騎士は、それぞれ属性を持っていて、一人は炎、一人は水、一人は風をなっています。それぞれの 属性や技を駆使してダンジョンの謎を解いたり敵を倒していきましょう。実はかなりの良質なアクションRPG だったりします。見た目で遊ばないのは損ですよ。
アニメーションは少々粗め。主題歌がかなりお気に入りです。



街(チュンソフト)
ジャンル:サウンドノベル
点数(10点満点中):8点

〜コメント〜

チンチコール!
皆さんお待ちかねのサウンドノベルシリーズ第三弾。今作にはこれまでのシリーズと大きく違う点があり、 登場人物が実写になりました。これで犬猿しがちな人もいますが、そりゃ偏見ですぞ。実写映像から読み取 れる表情や仕草は2Dでは決して味わえない独特のインパクトがあります。
サウンドノベルの核となるストーリーは当然面白いとして、またこれまでの様なただ選択肢によってストー リーが分岐するだけではなく、8人の主人公+αが渋谷の街を舞台に繰り広げられるストーリーには各主人公 に影響を及ぼすザッピングシステムシステムがあり、ザッピングすることによってストーリーが大きく変化 していくのが実に面白い。
選択肢やザッピングミスをするとバットエンドに一直線になるのは残念であり不満でもありますが、それで もサウンドノベルのマンネリを打破すした功績は大きいと思う次第であります。

見た目で判断するのは大損ですのでチュンソフトのサウンドノベルファンは是非とも遊んでみましょう。恐 らく良い意味で期待を裏切ってくれますよ。


ゆみみみっくすリミックス(ゲームアーツ)
ジャンル:デジタルコミック
点数(10点満点中):9点

〜コメント〜

竹本泉ワールドをドットアニメで再現したデジタルコミックス。この作品で初めて竹本ワールドに触れたの ですが、ほわ〜っとした内容に魅了されました。
ドットで描かれたアニメーションは漫画やアニメを見ている感覚でかなり斬新。ただ、さすがに少々粗っぽ く見えなくもないですが慣れれば不思議と違和感がなくなり舞台とマッチしてこれはこれで綺麗かも、と思 えてきます。それにメガCD版の移植と考えると当時これだけ動いていたのは凄いと感心してしまいました。
冷静に聞くと別にそこまで良い音楽ではないですが、世界観と見事に合っていて良い。音楽最高。オープニ ングとエンディングの歌も爽やかでかなり良い感じ。
途中選択肢があり選んだ選択肢によって話が変わります。一応マルチエンディングですが、とは言っても選 択肢によって話ががらっと変わるわけではなく大体はその場限りの話の変化です。でも元の話がしっかりと 成り立っており、また不思議と何度も遊びたくなるのでこの程度の変化で正解でしょう。

ほのぼのしたい人は是非とも遊ぶべし。


ワールドアドバンスト大戦略(セガ)
ジャンル:シミュレーション
点数(10点満点中):7点

〜コメント〜

大戦略シリーズのSS版。硬派な内容ですので、下手に買うと居所の高さについていけなくなります。


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