ゲーム名 : LoveR Kiss
メーカー : 角川ゲームス
ジャンル : 恋愛シミュレーション
備考 : DLC有り
10点満点中 : 6点 (★★★★★★☆☆☆☆)
一言 : 売りのはずの写真撮影が作業間半端ないです

〜コメント〜

パッと見、トゥルーラブストーリーの系譜に写真撮影を加えた感じの3D恋愛シミュレーションゲームです。
夏の全寮制小中高一貫校が舞台でヒロインは総勢7人(先生は別モードのみ)。 人数はやや少なめですが、メインヒロイン枠の上級生や幼馴染の同級生、少し生意気な下級生と言う定番を抑えつつ、 実妹が攻略対象でシスプリ並にラブラブパワーでアタックを仕掛けてきたり、銀髪ハーフの中学生や小学生まで揃えた隙の無い布陣。
肝心のグラフィックがPS3か下手をすればPS2並レベルではありますが、顔は2Dのイラストに及ばないもののまぁ可愛いですし、服のシワ(特に胸元)等のこだわりは感じ取れるのは好感触ではあります。
各ヒロインの仕草を使いまわしていたり、服装や視点・ポーズが変わると昔ながらの角張りの抜け切れない3D格闘ゲームっぽい造形が見え隠れする粗さも目立ちますが、外見はギャルゲーとして合格ラインでしょう。

ゲームシステムは、まず各ヒロインの会話パートで撮影・話題ゲージを上げ、写真撮影に持ち込んだりイベントを発生させていく流れになりますが、 会話のレパートリーは多く、特定の話題ジュエルを4つ重複させると胸を含めて上半身のお触りが出来ちゃうお遊び要素もあったり、 イベントの出来事をその後の会話に反映させる等、話題が尽きるまでは会話パートは作業感無く楽むことが出来ました。

ここまでは良かったのですが、本作のテーマにもなっている肝心の写真撮影はと言いますと…。
写真撮影は一見すると撮影時の情報量が多く、碌な説明もなくあれこれ試行錯誤している内はまだ面白味はありました。 ですが、まず立ち、座り、寝転がりの3パーンから選べるものの、そこからのポーズの変化が乏しく、 表情や仕草も無駄に数はあっても似たり寄ったりになりがち。蔑むや怒るといった通好みの仕草も、残念ながらその手の趣味は持ち合わせていないので範疇外。
一定の条件下で選択可能なセクシーポーズも正直全然セクシーでもなんでもなく、 紳士の嗜みおぱんチラはシャッターチャンスがなかなか巡ってこない始末。 一方で何気ないイベントで思いっきりスカートが捲れたりするのに肝心な時にガードが固いのは何なのかと!
これだけでも十分ガッカリですが、会話で好感度を上げてイベントを起こせばストーリーを先に進めることができるので、ひょっとして写真撮影はゲーム進行上必要性は無いのでは?と気が付いてからはもう作業する気も無くなり、 写真撮影は主人公のスキルを上げるかイベント時の突発的な撮影くらいしかやらなくなりましたとさ。
…これなら2Dゲーにして静止画やちょっとしたアニメーションを撮影するなり、いっそ撮影モードを無くし他のイベントに注力するなりした方が良かったんじゃないかなぁ。

 

ちなみにクリア後の恋人同士のイチャイチャモードですが、本編とくらべて唐突な会話の組合せでつまらなく、正直オマケの域を出ていません。
自由撮影モードもやる気出ないし、何だか力の入れようを間違えている作品と言う印象でした。


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