次世代機にプラットフォームを移した初のファイナルファンタジーとして注目浴びた本作。その一番の見所
はやはりグラフィック。全体が3D表示で衝撃を受けましたし、特に戦闘では各キャラの必殺技や召還獣がド
派手で特に印象的でした。またゲーム途中に投入される美しいムービーは当時圧巻でした。
グラフィックのインパクトに負けじと他の部分も従来のFF同様完成度が高く、今作特有のシステムで魔法の
発動体「マテリアル」を武器に着ける事で色んな特技をつかえることができる、など追加されシリーズのマ
ンネリ差を打破しています。
音楽もシリーズ同様好感触でSFCでは出せなかった迫力ある音に興奮。中ボス戦の「更に戦うものたち」が
特にお気に入り。
表面的なインパクトに目を奪われがちですが、ワンポイントとして何気に作りこまれたミニゲームが多いの
もポイントですね。しかもミニゲームにユーモアが散りばめられていて、例えば視聴率を取るシーンでミス
しまくって映像ディレクターに「あいつに爆弾でも送ってやれ!」と言われパイナップル爆弾を贈ってこら
れたのには爆笑しました。他クラウドが神羅兵に変装している時一緒にいた兵たちが勝利のポーズを一度決
めてみたいと言ってるシーンも面白い。スクウェアはこういった気の利く面白いサブイベントが多くていい
ですね。
流石FF、流石スクウェア、次世代の名に相応しい完成度で誉めたい所なのですが、個人的に非常に気になる
不満点があります。キャラクターと世界観、装備品についてです。
まずキャラクターですが、野村氏の手がけたキャラクターにはアニメ寄りなイメージが強く、従来のFFとは
異なる違和感を感じさせられるものがあり、個人的には苦手。
次に世界観。FF6から近代的で機械的な世界観になりましたがFF7はさらに拍車がかかっています。なにも西
洋風なのだけがファンタジーではないのですが、さすがにこれはFFに求めるファンタジーなイメージではな
いと思います。そしてその機械的で暗い雰囲気の中で繰り広げられる暗めでマニア臭いストーリーがまた不
快。ヒロインは死んでしまうし、主人公のクラウドは自分がセフィロスのコピーだったことを知って(結局
記憶が曖昧になっていただけだったんでしたっけ?)おかしくなってしまうなど、どよ〜んとしています。
当時ヒットしていたエヴァンゲリオンの影響かどうかは知りませんが、スクウェアに限らず、この時期出て
いたゲームの世界観やストーリー、キャラ設定って、精神面を強調したやたら暗い感じのが増えていません
でした?こういったのは個人的に凄く嫌でした。まぁ、FF7は一応最後はハッピーエンドになるので良かった
んですけど。
最後に装備についてですが、武器以外の装備がなくなってしまったのは凄く残念でした。RPGは装備品の買い
替えが楽しいのになぁ。もったいない。