ゲーム名 : ヴァルキリープロファイル
メーカー : エニックス
ジャンル : RPG
10点満点中 : 8点 (★★★★★★★★☆☆)

〜コメント〜

戦乙女「ヴァルキリー」が主人公の西洋の神話を題材としたRPG。
このゲームはシステムがやや個性的で特に戦闘システムが他のRPGとは大きく違ってます。見た目はFF系の戦 闘で4人で戦いますが、4人とも○、□、△、×の各ボタンの位置と同じ配列で、○を押せば○の位置にいる キャラが攻撃するようになり、各ボタンをタイミングよく押し4人の行動(攻撃、魔法)を連続的にヒットさせ たりでき、またヒット数が多いと最後に攻撃したキャラの必殺技が発動されます。
ボタンを押すだけですがタイミングが重要なので格闘ゲームのようなコマンド入力に似て作業的にならずに 終盤も飽きずに楽しめました。戦闘中キャラが良く動くのでアクションっぽく、ド派手で爽快感もあり、新 鮮な戦闘システムで評価できると思います。

戦闘以外に他のRPGと違う点で、アイテムや武防具は"お店で買う"ではなく、ヴァルキリーが持っているポイ ントで新たな武防具を作り出せるのや、その他だとゲーム中一定の期間ごとにある神界情勢を表すシミュ レーションっぽいモードがあったりと、色々と楽しませてくれます。

ストーリーについてですが、神話についての知識が乏しい為説得力に欠けますが、かなり本格派っぽいです。 真面目も真面目なちょっと重いストーリーに、ぐいぐい引き込まれていきました。非常に面白かったです。
ですが、オーディーンの言う事をそのままこなしていくと謎を残したまま終わってしまう通常のエンディン グなってしまうので一度目のプレイでは何がなんだか訳が解りませんでした。登場人物、特に神界へ転送を 拒否されるエインフェリアやヴァルキリーとなんらかの接点を持つ人物、またヴァルキリーとヴァルキリー そっくりさんの人間の女性との関係を中心に進めていかないといけないのですが、それらイベント発生の為 のヒントが少なくやや不親切に思えました。

このゲームの良い所は、独特のシステムがゲームの世界観をより上手く演出させている所とだと思います。 パッと見て昔風のRPGの匂いを残しつつ、独自の要素を取り入れ、なかなかありそうでなかった本格派の神話 をモチーフにしたゲームで、さらに完成度も高い。
だけどクセが強いと言いますか、ゲームに慣れるのに結構時間がかかったりするので注意。自分は買った初 日、ほとんどシステムなどを理解できなくて、「なんだこのゲーム、訳が解らん!」と投げ出し翌日売りに いこうとしてました。結局、せっかく新品で買ったんだからも少しゲームを進めてから売ろう、と踏みとど まり、内容をやっとこさ理解しはまっていきました。
面白さを理解するためのハードルが高く、また結構重苦しいストーリーなので人を選ぶゲームかもしれませ ん。ゲーム自体の完成度はかなり良いのでRPG好きの人はやってみる価値があると思います。

(※どうやらフリーズしてしまうバグがあるそうですが、自分が遊んだ時はそれらしいバグは出なかったの でバグは減点材料に含まれていません。)


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