※ストーリーモードをクリアし導きの地の一つの地帯レベルを7まで、MR100開放まで進めてあります。(2019 10/9)
本作はモンスターハンターワールドの大型DLCですが、これまでのG商法のような位置付けです。
前作は残念なことにモンスターから装備に到るまでボリューム不足が否めませんでしたが、
本作で追加されたモンスターや装備の数はやっと満足のできる量に到達した感じです。
またヘビィボウガンばかりで遊ぶ私にとっては前作の初期の斬裂弾やその後の通常弾・貫通弾の調整不足としか思えないような酷い扱いに強い不満を抱いていましたが、
今作でようやく貫通弾が強化され復権し、やっとこさヘビィボウガンを使っていて楽しくプレイできるようになったのは大きなポイントです。
他にもショートカットの一括調合ができるようになり便利になった等細かな評価点もあります…が、大手を振って評価できるのはここまで。
ここからは素直に評価できない点や残念としか言えない問題が山積です。
まずモンスターの数は増えましたが大半は亜種。
まぁ亜種以外で追加されたモンスターも決して少なくは有りませんし、G版と考えればこんなものかもしれません。
難易度もマスターランクと言うからには難しくなって当然ですし、一部(ナルガクルガと怒り喰らうイビルジョーとイャンガルルガが隙がなく凄く苦手)を除きストーリーボスまできちんとスキルを整え対処法を見極めれば苦戦はしますが倒せない相手ではありませんでした。
個人的には亜種による水増しと高難易度はギリギリ許容範囲です。
ストーリーボスについては見た目と攻撃方法がモンハンの世界観から逸脱した、ファンタジーに両手両足突っ込んでいる点がちょっと許せないかも。(…DOSの時点でファンタジー古龍が出ているのに今更こんなこと言うのもなんですが…) ブラッドボーンに出てきても違和感ないですよアレ。
次に追加された新要素のクラッチクロー。
操作法自体は単純なので数回練習すれば下手なりに扱えるようにはなりましたし、最初はアクションパターンが増えて楽しかったですが、
モンスターの肉質がクラッチクロー有りきかのような硬さに設定されている場合が多く見受けられたのは少し残念です。
使えばより効率的に狩れると言うより使わないと怠くてやってられないのはちょっと違うんじゃないかと…。
ヘビィボウガンは前述の通りパーツやスキルで貫通弾が主力に返り咲いて威力と言う点には満足していますが、
ボウガンによって発射音が違えど相変わらずどのボウガンでも気の抜けたような音と遅過ぎるヘロヘロ弾速には不満が残ります。
また過去のシリーズではもう一つの主力と言うべき通常弾も威力から弾速、発射音まで前作同様相変わらずパッとしません。
シールドの性能はスキルによって強力な守備力を誇るも一部の攻撃には鉄壁ではない点に最初は不満でしたが、
万能すぎるのもどうかと思うのでこれはこれで納得できるかな。
追加装備については、マスターランク装備の攻撃力守備力が飛びぬけて高いので、大半の人は苦労して集めた上位装備も活躍できるのはせいぜいスキル選びで余裕がない序盤止まりになります。
この点に不満を覚える人もいるもいるでしょうが、折角の新装備も全く作る必要が無いと来れば何のための大型DLCなのかとなりますし、素材集め装備作りはモンハンの楽しみの一つですからね。これは仕方が無いです。
問題は折角マスターランクの装備が大量に追加されても、私の様に特定の武器ばかり使う者はスキル最優先の為、結局特定の防具に縛られることになってしまう点です。
今回追加された装備、特に防具の見た目はかなり改善されておしゃれ感覚で着こなしたいのに、スキル縛りで大半が作る必要性が無く、
あれだけ要望されていた防具合成は実装されず、追加された重ね着はレビュー掲載時に自身で確認したのは3種類くらい。
これでは折角の良デザイン防具も泣いていますよ!…と言うか何故防具合成を実装してくれないのでしょうか?防具合成があれば存在感の無いモンスターも狩る必要性が出てくるので万々歳のシステムだと思うのですが…。
集会所は必要な設備がほぼ揃って利用しやすくなりましたが、時すでに遅し。
今回も野良はコミュニケーションもへったくれもない無言かスタンプ救難ゲーです。
と言いますか、オンとオフをきっちり分けて、オンは過去作の様に大多数のユーザーが一ヶ所に集め必然的に募集チャットが活性化するか、
自身で集会所を作るなら自由にコメントを記入できるようにして欲しかったです。
ロードの長さはSSDに換装済みなのでこちらも許容範囲内でしたが、極一部でHDD並に時間がかかることがありました。
HDDだと前作並にロード時間がかかるそうで、前作から疑問でしたが素人目にはシームレス化したくらいでそんなに読み込むものなのかと不思議です。
ここからは不快・不満でしかなかった問題点(というより不要な要素)。
もう言わずもがな、受付嬢の存在です。
基本的に純粋で真っ直ぐな好感の持てる性格…のはずが、無自覚に相手をイラつかせる天才の受付嬢。
前作でも悪態をついて不評を買ったのに、今回も勝手に先行したり首を突っ込んでは問題を引き起こしプレイヤーに責任丸投げ。
そして相変わらずトラブルメーカーであることを自覚しない。
それなのにプレイヤーを置いてきぼりにして勝手に話を進め、まるで物語の主役は受付嬢かのようなストーリー展開。
(そのストーリー展開も受付嬢を筆頭に大雑把な推測だけでガンガン話を進めていく様には違和感を拭えませんでしたが。)
主役はプレイヤーです。こんな頼んでもいない奴を勝手に相棒と押し付けられこんな奴を中心に話を進めないで下さい。
受付嬢と不遇にもその影響を受けたおばさま以外のキャラは皆切符の良い奴ばかりなので好感を持てたのが救いでしたが(もっとも、前述の通り大雑把過ぎたりイヴェルガーナ防衛戦で飛べる相手に大した高さの無い塀で守ろうとしたりどこか抜けている人たちばかりですが)、
それだけに受付嬢はもうちょっと何とかなりませんでしたかね?
あんまりにも不快で癇に障るので受付嬢のボイスを聞くたびにイラつき出す始末で、
クエストから帰還の際に受付嬢が話しかけてくるのが嫌でゲームの進行に支障をきたすまでになりました。ある意味凄いですよ、この子。
うーん、せめて受付嬢の見た目に可愛げがあれば…いや、変わらんかなぁ…。
そしてそんな受付嬢と双璧をなす不快な存在、ストーリークリア後のエンドコンテンツの導きの地について。
大層な名前ですが、その実渡りの凍て地と龍結晶の地以外の既存の各マップを継ぎ接ぎにした手n…エコロジカル精神あふれる仕様となっており、迷いやすい狩り辛いことで定評のある古代樹の森が巧みに各エリアと交差する為、複雑かつ面白みの欠片も無い地形となっています。
その各コピペ地帯で痕跡集めや採取をしたり、狩猟や捕獲を行い各地帯のレベルを上げていく訳ですが、カスタム強化や一部装備強化に必須となる素材を落とすモンスターと採取ポイントはランダム出現。
モンスターは地帯レベルに応じて開放されたり出現率が変わったりしますが、任意で選ぶには縄張り争いの痕跡から解析作業を行いやっと1回誘い出せるのみ。
更にレベルを上げ過ぎると歴戦個体になってしまっていて、普通の個体を狩りたい場合はレベルを下げるか、地帯レベルの低いホストのもとで遊ぶかになりますが、前述の通り誘い出す以外ランダム出現なので相当面倒なシステムになっています。
地帯レベルを一定まで上げると行動次第で他の地帯のレベルが下がってしまう非道な仕様もこの為でしょが、調査ポイントやお金や素材で一時的に地帯レベルを任意で下げられるようにすればよかったものを、
どうしてわざわざこんな嫌らしいステムにしたのか理解しかねます。
なお、この地帯レベルダウンと言う仕打ちに対して、ユーザー側も低いレベルほどレベルが上がり易いシステムを利用し低地帯レベルの救難に参加してすぐ切断する行為が横行しています。
救援に来て即居なくなると言う点ではホスト側には残念ですが、切断することでホストの意図しない地帯レベルの減少リスクを減らせるので迷惑行為とは言い切れませんが…。
地帯レベルダウンと任意のモンスターが狩り辛い点ばかり注目される導きの地ですが、
カスタム強化等に必須となる素材を落し物から取れるものの、数分も経たない内に消え去り尚且つエリアによっては何処に落ちているのか非常に見辛いのが地味にストレスが貯まって不快な要素でしたし、
カスタム強化をした武器は大抵微々たる数値しか向上せず、見た目も皮ぺたと揶揄される使い回しの手抜きグラフィックだったのもガッカリしましたね。ヘビィだとカガチとマグダの見た目が瓜二つになるのは流石にどうかと。
ワールドのエンドコンテンツだった歴戦周回珠ガチャ回しもボリュームの無さも相まって大概でしたが、今回のわざと不便にしユーザーに負荷をかける仕様に比べれば幾分マシに思えてくるから始末に負えません。
ご褒美に防具合成か重ね着解放を用意してくれればこんな仕様でもやる気になれたのですが…。
とりあえずもう少しモンスターのおびき寄せをし易く、地帯レベルを下げないor下がり難くなるよう早急に修正してくれませんかね。
本作はワールドの不満点やボリューム不足はある程度は改善されていますが、マルチの仕様を始め土台が駄目なものはダメなままです。
更に改善点を台無しにするような色んな意味で嫌らしい調整がされているので、
今後その辺りや不満点を改善できなければゲームの寿命は案外ワールド同様短くなりそうです。
2019年10月10日の無料大型アップデートの感想
導きの地の溶岩地帯とラージャンの追加、ラージャンなどの新装備追加、重ね着追加、マイルームの公開、導きの地の調整等、ワールドのイビルジョー追加の規模+αといったところでしょうか。
しかし、目玉の溶岩地帯はたった2エリアでラージャンだけ倒すならすぐ終わりますので新規にもう数体は欲しかったですね。
導きの地の調整は元々-50くらい酷いものが今回のでやっと-10に改善したようなもので、一度レベルを上限まで上げられたら調査ポイントやお金や導きの地の素材を使って任意でレベルを変更できるくらいは欲しかった。
導きの地の素材で下位/上位装備の一部の重ね着が作れるのは嬉しい反面、今さら下位/上位の防具の一部と言われてもワールドの時点で全部解放しておくべき案件なのでこれも素直に評価できません。
マイルームに至ってはあの程度の模様変えでは個性も糞もないですし、それ以前にマルチの仕様が相変わらず救難一択の一期一会になっている現在全く需要が無い始末。
無料のアップデートにケチをつけるなと言われそうですが、正直ラージャン以外は最初からあってしかるべきものばかりなのでこんな感想になっても致し方ありません。
ワールドのジョー追加アプデで大量に人が離れた時と流れが全く一緒で乾いた笑いが出てきそう…。