※レビュー掲載時スタンダードモードでレオン、クレア・クレア2ndクリア済。レオン2ndもクリアする勢いです。
追記:トロフィーコンプ(DLC除く)、ハードコアS+達成、エクストラゲームオールクリア、DLCは保安官以外クリア。
本作はバイオハザード2のリメイクでゲームキューブ等でリメイクされた初代バイオハザード並に良い意味で変貌を遂げています。
グラフィックはPS4の性能を遺憾なく発揮し凄まじく綺麗。場面場面で異なる三人称視点のラジコン操作から4のようなTPS風にこそ変化していても根幹は2のままで違和感はなく、
よく冗談めかして「美術館を改装したとはいえこんな仕掛けだらけの警察署があるか」と言われていた警察署内や下水道等もそこまで不自然に感じない位に仕掛けも工夫されており、謎解きバイオが好きな私も満足のいくリフォームがされています。
そして何と言っても本作を語る上で外せないのがゾンビがビックリするほど強化されていて強く怖く恐ろしい事!
標準の難易度とされているスタンダードモードでもオリジナル版の感覚で倒そうとするとあっという間に弾が無くなりますし、一度噛まれるだけでも大ダメージを受けてしまいます。
更に動作パターンも増えたり一部ドアを開けて追いかけてくる個体までいて、2以降の只のお邪魔虫扱いから一体一体が油断のできない恐ろしい存在へと変貌し、初代バイオハザード並の存在感を放っています。
無論パワーアップしたのはゾンビだけではなくリッカ―もGもG幼体もタイラントもどいつもこいつも強化されていて、特にイビーは見た目もがらりと変更し即死攻撃までしてくる始末。
謎解きに悩み残弾を確認しビクビクしながら恐る恐る先に進む様に、サバイバルホラーのバイオハザードがやっと帰ってきたと感じ恐怖しながらもついつい嬉しくなってしまいました。
基本的に良作・良リメイクと言って間違いない本作ではありますが、気になる点・不満点が無い訳ではありません。
まず初回レオンでプレイ時にほぼ攻略サイト等を見ずにじっくり慎重に進めて掛かったクリア時間が8時間23分弱と一回のボリュームが薄い。
レオンとクレアの計二回は遊べるのでその辺りはまだ良いのですが、オリジナル版の裏モード(本作で言う2nd)にザッピングがなくレオンとクレア双方攻略マップも大体7〜8割くらいは同じというのは明らかにマイナスポイント。
またオリジナル版と比べてレオンとクレアが途中途中で全然連絡を取らない事やタイラントがどうやって登場したかの描写がカットされている等違和感がありますし、
元々リメイク作品なので何処かで見た光景とストーリーで新鮮味が薄いのは否めません。
ザッピングを採用しもう少しストーリーを練ってくれれば後述の不満にも目を瞑る位の良作だっただけに口惜しいですね。
他に、
BGMは決して悪くはないがオリジナル版程心に響かず印象的でもない、
基本動作が重く走っていても遅く感じてイライラする事がある、
キャラクターの外見、特に女性が不細工になり、一部キャラクターの性格も変化して少し違和感がある、
リメイクバイオ同様安易に暗くすれば怖くなるだろうとと視界を見難くしている(初代や2は照明が明るくても十分ホラーとしての雰囲気は出ていました。こういう安直なプレイヤーへの嫌がらせは感心しません)、
グラフィックがリアルになり過ぎてしまったためかCERO「D」版では欠損描写が規制されていてゾンビの頭を吹っ飛ばせなかったり、床に血が溜まらない等ゾンビが完全に死亡したか判定が難しい(クリティカルやBGMや武器攻撃等で判断できなくもないのですが黒塗り規制で構わないので頭を吹っ飛ばせてほしかったですね)、
タイラントが邪魔をしてゆっくり探索や謎解きが出来ない場面がある(もっともこれは恐怖演出と踏まえれば有りとも捉えられますが)、
クレアのグレネードランチャーは焼夷弾も硫酸弾も強力なのに同様の手順で入手できるレオンのショットガンは著しく弱体化されいて強化しても頼りない(更にマグナムも昔ほどの頼もしさが無い)、
サイコブレイクのような唐突に即死判定のあるアクションを強要される、又サブキャラクター操作時に理不尽に近い不利な状況におかれる、
オリジナル版からカラスや蜘蛛等一部クリ―チャーの種類が減らされている、
終盤の研究所がより近未来的…というよりSFの領域な建築物に変更されていて時代背景的にちょっと合わない、
今の所ブラッドゾンビが出てこない、
等など、詰めが甘いと言いますか、あと一歩足りない感があるのも事実。
20年前のリメイク作品ながら2の核となるオリジナル要素はしっかり残しつつ現代風のアレンジに成功した素晴らしい作品だと思いますが、
オリジナル版の2にあったザッピングを無くした点と、上記の不満等から手放しで賞賛するのも気が引けましてこの点数 (掲載時7点) となりました。あしからずご容赦下さい。
追記: レオン・クレアと2ndそれぞれの変化の無さからくるマンネリ感や物足りなさに不満がある一方、
一回のプレイに掛かる時間はやり込みプレイをするには程よい長さであり、クリア後のおまけのハンクや豆腐等も含め何度も挑戦しようと言う気になり、PS4のソフトで初めてトロフィーコンプリートをするまでやり込めました。
このことから一回のプレイに掛かる時間をマイナス評価としてだけで捉える事はどうかと思い直し、評価を一段階上げる事に致しました。
とは言え、やはり飽きが早かったのも事実でありマイナスポイントに変わりは有りません。
2月の無料追加DLCもハンクや豆腐のようなミニゲームで難易度も異様に高く、本編のボリューム不足を補えるだけの魅力は無かったので評価を従来通りの7点に戻しました。