04.07.19 焼津・富士(松風閣/富士サファリパーク)

 世間が夏休みに入る前の穴場を狙って、我が家の夏休み第1弾旅行をしました。ヒデがそろそろ動物の区別がつくようになってきたので動物園の王様、富士サファリパークに行きました。近くに良いホテルが無かったので泊まりは焼津にしました。

焼津インターを降りるとすぐにある「焼津魚センター」で昼食にしました。近くにある焼津港はマグロ水揚げ日本一らしいので市場ではマグロ関連が多く売られていました。そこで、マグロの「かま定食」(右)を食べました。かなりいけました。もう1つは海鮮丼ですが、"イクラ"も"うに"もいまいちでした。やはりその土地の特産物を食べるべきです。

ヒデはイクラが大好物なので、いつもならパクパク食べるのですが、今日はあまり食べませんでした。早くも舌が肥えてしまったのか困ったものです。でもカニ汁はいつも通りゴクゴクいきました。どうも私と嗜好が似ているようです。

今日は特にどこも行く予定が無かったので、たまたまイベントをやっていた焼津港に寄りました。遠洋漁業の乗組員を養成するための実習船が寄港しており、中に入れるとの事だったので見学しました。ちなみにこの船は三菱重工製だそうです。

中に入ると学生らしき人たちが実習の真っ最中でワイヤの張り方とか航海図の見方とかを勉強していました。さすがにこの手の人たちは礼儀正しく、道々で敬礼して挨拶をしています。それをヒデもまねて、「こんにちは、ビシッ」とやっていました。

今日のお泊りは景色が自慢の松風閣です。チェックインの1時間前に着いてしまいロビーで待つ事になりましたが、中はきれいで広かったのでヒデは大はしゃぎで走り回っていたので退屈しませんでした。

客室は一般的な和室ですが、窓の外は駿河湾が一望でき、遠くに富士山が見えるという趣のある部屋でした。露天風呂からも同じ景色が見え、癒されました。最近、この露天風呂が楽しみで旅行に来ている自分に気付き、歳を感じてちょっとへこんでいます。

お昼寝なしのヒデは夕食直前にとうとうギブアップしました。どうしようか困っているとホテルの人がベビーベットを用意してくれました。気の利いたホテルは気持ちが良いです。おかげ?で久しぶりにゆっくりと夕食を楽しむことが出来ました。刺身もあわびも伊勢エビもおいしく頂きました。

2日目に今回のメインイベントの富士サファリパークに来ました。ここは言わずと知れていますが車に乗ったまま放し飼いの動物が見れる画期的なところです。平日だけあってがらがらだったので後ろの車を気にせずゆっくり楽しめました。右の写真の右側に見えるバスに乗るとライオンやトラにえさをあげれるというものですが、ヒデはまだ怖がるので止めました。

入るといきなり猛獣ゾーンで熊がお出迎えです。後から考えると猛獣は最後にした方が盛り上がって良いと思います。その点、レイアウトがいまいちと言わざるを得ません。

次はライオンゾーンです。さすが百獣の王だけあって堂々としています。車が通ろうがどくつもりは無いぞ、といった感じでした。数十センチのところまで近づけますが、あまりの迫力に目を合わせられませんでした。ほとんどがメスだったのですが、野性の世界ではこんなものなのでしょうか。はたまた運が悪かっただけなのでしょうか。

トラはライオンよりは良く動いていました。遠くで見るとただの猫に見えますが、近づくと襲いかかってきそうでやはり怖いです。このあたりから分かりましたが、ヒデは動物にあまり興味が無いようです。動物よりも地面に落ちている"うんち"ばかりに目を奪われていました。

ここからは草食動物ゾーンです。象が本気で体当たりしてきたらおそらく車は廃車となるのでひやひやしましたが事なきを得ました。

シマウマは脇役程度と考えていましたが、近くで見ると躍動的で結構かっこいいです。ちょっと見直しました。

キリンは我が物顔で道路を闊歩していました。その絵面は映画の1シーンの様で迫力満点でした。左の写真の1分後には我々の車の真横を通過していきました。

肉食動物はそれぞれのテリトリーがあるようで同じ種類の動物が集まっていますが草食動物はいろんな動物がごちゃごちゃ集まっています。はためにはみんな仲良くほのぼのやっているなぁと見えるのですが、弱いものは集まっていないと食べられてしまうという厳しいおきてが実はあるんだろうなぁと動物社会を垣間見た感じでした。人間社会も同じで、他人事ではありません。。。

帰りに「白糸の滝」に寄りました。ヒデは水が大好きということもありますが、30分近く同じ場所で見ていたのに飽きる気配が全くありませんでした。大自然の良さは誰にでも通じるものですね。


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