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「一之宮とは」
武蔵国の一之宮は現在では氷川神社

することが一般化している
が「吾妻鏡」や

「神道集」などの古文献によれば武蔵の

一之宮は小野神社、二之宮は小河神社、

三之宮は氷川神社、四之宮は秩父神社、

五之宮は金讃神社、六之宮は杉山神社と

なっている。
つまり氷川神社はもともとは

三之宮
とするのが本来の序列であった。

尚、氷川神社を武蔵一之宮であるとする

江戸時代の史料もあるが、中世以前に

さかのぼる史料はなく、
古くは小野神社

一之宮であった
と考えられている。

しかし一方で延喜式では小野神社

小社とされたのに対して、氷川神社

武蔵国内最高位の名神大社とされて

いる。氷川神社が江戸時代以降に

一之宮とされたのも、実質的に社格・

権勢ともに小野神社を上回って

いたからだと考えられる。

『〜武蔵国の場合〜』