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滝の名前 行縢の滝
滝の写真
所 在 地 宮崎県延岡市行縢町
滝へのアクセス 車を停めてから30分程度で到着。
滝との密着度 滝壷まで行ける。
滝を見た時
の感激度
☆☆☆☆☆

〜コ メ ン ト〜

日本の滝百選の一つ。行縢山を目指して車を走らせて

いると山と山の間を割って落ちる白いものが目に入って

きた。間違いない行縢の滝だ。こんなに距離が離れて

いるのに何という圧倒的な存在感なのだろうかと胸が

高鳴った。そして行縢山の登山口に到着。一見して

お手軽な遊歩道とはワケが違うことがわかる。さっき

滝の姿を観ていなければ、到底行ってみる気には

ならないんじゃないか?といった登山道を意を決して

進むことにした。その後、川に架かる橋から行縢の滝が

観えるところに出た。やはり素晴らしい存在感だ。しかし

その後はいくら進んでも滝壺へは到着しない。延々と

続く坂道にウンザリしていたところ、ようやく滝と山頂

への別れ道に到着。滝まではあと60m。再び元気を

取り戻し歩を進めたその矢先に悲劇は突然やって

きた…。いきなりまとまった雨が突然降ってきたのだ…。

何という不運だ…。せめて滝壺に着いて一通り写真を

撮った後の帰り道にでも雨が降ってくればいいのに…。

しかしながら、とても止みそうな感じではなく、雨宿りが

できるところもなかったので仕方なくそのまま滝壺へと

向かった。そして目に飛び込んできた行縢の滝は

ここ数日の大雨により怒り狂ったような大豪瀑と

化していた。が、全景を観ないことにはここまできた

意味がない。集中豪雨のような水飛沫の中、さらに

滝に近付く努力をした。何とか全景が観れる場所に

進んだ。大雨と行縢の滝の水飛沫ですぐにびしょ

濡れになった。あまりにも水飛沫がスゴいので目を

開けているのも困難でカメラを撮る余裕などなく、

耳をつんざくようなけたたましい大豪音に台風の

ような暴風雨の中、とてもまともに立っていられない

ような状態で私はただただ呆然と立ち尽くすより

他になかった。その時私はこの滝に殺されるんじゃ

ないかと心底思い、心の底から恐怖に打ち震えた。

また、真夏だったにも関わらず、体温が奪われ、

寒気までしてきてしまった。そんな状況の中、私は

負けまいと必死になって大声で奇声を発していた

ような気がする。しかしながら山の山頂付近から

一気に流れ落ちる滝というのはやはりとんでもない

迫力だ。もし再度訪ねる機会に恵まれたなら滝壺で

じっくりと心行くまで時間を費やしたいものである。

ちなみに滝壺で放心状態となった私は滝壺に

どのくらいいたのか、帰り道は何分くらい要したか

などはまったく記憶にないが、駐車場に戻った

時には、先程の雨がまるで嘘のように空は晴れ

渡っていた。 今にして思えば、あの時、再度

滝壺に戻ればよかったのに…と思うのだが、

その時はそんなことを考える心の余裕などは

まるでなかったのだろう。


〜行程〜

14時25分出発→14時40分橋から行縢の滝が観える。

素晴らしい存在感だ。15時03分滝と山頂への別れ道に

到着。滝まではあと60m。15時06分滝壺に到着