日本の絶景・
聖地巡礼の
ページへ

名称

安楽寺八角三重塔 別館のブログへ
総高 18.80m 文化財指定 国宝
所在地 長野県上田市別所温泉2361
建立年 鎌倉時代後期 建築様式 禅宗様
構造形式 八角三重塔姿。初層裳階付き、こけら葺、素木造り
塔の外観

塔の歴史
安楽寺は鎌倉北条氏の外護によって栄えた信州最古の禅寺である。
北条氏の滅亡(1333年)後は寺運が傾き正確な記録も残っていない
ため、塔の建立年代ははっきりしていないが、開山が入宋僧、二世が
中国よりの帰化僧であり、共に北条氏との交渉も深いことなどから
寺運が最も栄えた鎌倉時代末期に建てられたものする説が有力視
されている。塔は日本に現存する唯一の八角三重塔(奈良や京都
などにも八角塔が建立されたとの記録が残るが現存していない)で、
一見すると四重塔のように見えるが、初層に付いているのは裳階
(ひさしまたは霜よけの類)であるため、裳階付きの八角三重塔と
いうことになる。建築様式は当時の中国(宋国)の先進技術で
あった唐様(禅宗様)を用い、扇垂木、弓形連子、詰組など
禅宗様に徹しており、和様とは違った重厚な塔となっており、
禅宗寺院に残る塔としても極めて貴重な遺構である。

俺の感想
コメント

日本で唯一の八角三重塔である。日本で唯一なので当たり前
といえば当たり前なのだが、すべてが独特ですべてが面白く、
どんなに観ていても飽きるということがない。なぜこの地にこの
ような日本で唯一の 八角三重塔が造られたのであろうか?
実に不思議で、実に魅力的な塔である。もちろん仏塔マニア
必見の塔の一つであるといえるだろう。尚、この塔の建築
年代は鎌倉時代末期から室町時代初期までの間といわれて
きたが、平成16年に奈良文化財研究所の調査の結果、三重塔
用材の伐採年代は正応2(1289)年と判明、1290年代
(鎌倉時代後期)には建立されたもので、我が国最古の
禅宗様建築であることが証明されたという。

五重塔・三重塔のページへ戻る

トップページへ戻る