前のページへ戻る

トップページへ戻る

社名 出雲大神宮(丹波国一之宮)
鎮座地 京都府亀岡市千歳町千歳出雲
主祭神 大国主命・三穂津姫命
社殿
神社の様子
創建   和銅2(709)年
旧社格 国幣中社 HP 通算
参拝回数
2回
現在の社殿の
建築年代
本殿:鎌倉時代末期
元徳年間(1329〜1331)
※拝殿は明治11(1878)年
文化財
指定
本殿が重要文化財

神社の歴史

当社は元明天皇の和銅2(709)年に勅命により
御影山の麓に社殿が創建されたという。
一般的に出雲社といえば出雲国(島根県)の
出雲大社を連想するが、当社は出雲大社の
祭神を勧請したものとも、逆にこの地から出雲
大社に祭神を移転したものだともいわれている。
丹波国風土記によれば「和同年中(708〜
715)に、大国主命御一柱のみを島根の
杵築の地に遷す。すなわち今の出雲大社
これなり」とあることから、元出雲とも称され、
このことから日本書記の崇神天皇60(紀元前38)
年の記事に出てくる出雲大神の宮というのは、
島根県の出雲大社ではなく、当社のことである
ともいわれている。確かなこととしては中世に
おいては吉田兼好の徒然草に「丹波に出雲と
いふ所あり、大社をうつしてめでたくつくれり」
とあるように出雲大社の分祀と考えられていた
ようである。尚、当社の初見は弘仁9(818)年に
明神に列せられたという日本記略の記事であり、
延喜式では名神大社に列している。


俺の感想
コメント

出雲といえば当然「あの出雲(島根県)」と
思いきや、この神社は何と京都府(丹波)にある。
もちろんこれ(出雲=島根)は私1人だけがそう
思っているわけではなく、出雲大神宮に行って
きたと言おうものなら誰もが「あの出雲(島根県)」
に行ってきたんだという反応が返ってくる。京都
市内に住んでいる人でさえ同様の反応であった
ことから考えても、一般的な知名度はかなり
低いということがいえるだろう。確かに当社が
鎮座しているのは亀山市の市街地からは
だいぶ離れた場所にあり、立ち寄るのは
「わざわざ」である。しかしながら、当社の本殿は
鎌倉時代末に造営され、足利尊氏によって
改修されたと伝えられているもので、全国の
一之宮の中では厳島神社に次いで2番目に
古い大変貴重なものである。私などは
それだけ(社殿が古い)でも「わざわざ」
訪ねる価値が十分にあると思うほどだが、
それだけではなく、当社の背後には神体山
である御影山があり、深い森に囲まれた
境内は実に味わい深いものがあると
感慨もひとしおであった。