名称

天寧寺三重塔  別館のブログへ
総高  25.00m 文化財指定  重要文化財 
所在地 広島県尾道市東土堂町
建立年  嘉慶2年
(1388年)
 建築様式 折衷様 
構造形式 三間三重塔姿。本瓦葺
 塔の外観  


塔の動画
塔の歴史
天寧寺は貞治6(1367)年に足利義詮が普明国師を招いて開山
したもので創建当時は東西三町にわたる壮大な大寺院であった。
その後、天和2(1682)年の落雷による火災で伽藍のほとんどが
焼失してしまったが、塔だけは難を逃れたという。現存する塔は
境内からはかなり離れた高い場所にあり、嘉慶2(1388)年に
五重塔として建立されたが、元禄5(1692)年に傷みのはげしい
上二層を取り除き、三重塔に改修をしたものである。この(五層を
三層にした)ため安定感はあるが、非常に平べったい感じがする
とても不思議な姿の塔となっている。

俺の感想
コメント

まるで押しつぶされたかのような平べったい形に観える塔である。
が、それもそのはずで、この塔は元々は五重塔であったものを、
老朽化により上二層を取り除いて現在のように改造をしたもの
だからである。塔は寺の後背地の住宅が密集する傾斜地の
中で周囲をお墓に囲まれて建っている。このため塔だけを
うまく写真に撮ることができないが、逆に尾道の街を見下ろす
ように建てられているため、尾道の街並みや瀬戸内海が背景と
なる景観は他にはない特筆すべきものがある。また天寧寺から
塔を見上げる景観も塔が遠望になってしまうとはいえ、やはり
大変素晴らしいものである。また、この塔は日本で唯一、
五重塔を三重塔に改造をした塔ということもあり、仏塔
マニア必見の塔の一つであるということができるだろう。
 
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