名称

日光東照宮五重塔
総高 33.60m 文化財指定 重要文化財
所在地 栃木県日光市山内2301
建立年 文政元年
(1818年)
建築様式 初層〜四層:和様
五層:禅宗様
構造形式 三間五重塔姿。銅瓦葺
塔の外観
 塔の動画
塔の歴史
日光東照宮は徳川家康を祀る豪華絢爛な
霊廟である。塔は表参道の一の鳥居を
くぐった左手に建ち、慶安3(1650)年に
小浜藩主・酒井忠勝によって建てられたが、
文化12(1815)年に落雷のため焼失し、
現在の塔は忠勝の子孫である酒井忠進に
よって文政元(1818)年に再建されたもの
である。(大工棟梁は若狭藩御用達の
大久保喜平次。)丹精に極彩色され金箔で
飾られるなど、贅を尽くした江戸期を
代表する豪華絢爛な塔である。

俺の感想
コメント

いわゆる
逓減率が小さく、塔身が細長く、
見た目にも著しく安定を欠いたように観える
典型的な江戸時代の『形が悪い』とされる
塔である。実際に下層から上層にまっすぐに
建っているように観え、上下の均衡がまったく
取れていない。また、丹精に極彩色され金箔で
飾られるなど日本に現存している仏塔の中でも
「屈指」の豪華絢爛な塔でもあるのだが、
これについてもあまり評判がよろしくない。
ちなみに辞書を引くと「極彩色」とは「種々の
鮮やかな色を用いた濃密な彩り。また、派手で
けばけばしい色彩」という意味だそうである。
贅を尽くした華美な装飾には賛否両論が
あるのだろうが、私的にはこれはこれでよいと
思っている。それはこの東照宮が江戸幕府を
開設した初代将軍・徳川家康の霊廟だから
である。塔も単独で存在していたら、何とも
嫌味ったらしいが、陽明門などの他の
建築物になぞられて造られている以上、
むしろ豪華絢爛で当然というべきだろうか。
下品といえば下品かもしれないが、それを
いったら、他の東照宮の建造物もすべて
下品になってしまうので、そこを問題に
しても仕方がないと思う。尚、塔は表門の
前の参道脇に建てられており、24時間
拝観することができるので、他の観光客を
気にせずに塔を観るためには朝一で
訪問するといいだろう。
 
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