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名称

妙成寺五重塔
総高 34.18m 文化財指定 重要文化財
所在地 石川県羽咋市滝谷町ヨ1
建立年 元和4年
(1618年)
建築様式 おおむね和様
構造形式 三間五重塔姿。こけら葺
塔の外観
塔の歴史
妙成寺は日蓮の孫弟子(日像と日乗)が
永仁2(1294)年に開基した寺で、日蓮宗
本山の格式をもつ北陸地方の名刹である。
江戸時代になると、前田利家ほか加賀藩
前田家の歴代藩主から手厚い加護を受け
次々と伽藍が整備された。それらが今日まで
一度も火災に遭わずに現存しており、日蓮宗の
伽藍を完備している能登随一の大寺院である
といえる。現存する数々の建造物の中で
本堂、五重塔、祖師堂、経堂など10棟が国の
重要文化財に指定されている。塔は元和元
(1614)年に起工し、4年の歳月をかけて
前田家御用大工、坂上越後守嘉紹らに
よって竣工したものである。

俺の感想
コメント

五重塔は受付を済ませ、そのまま真っ直ぐに
進み、二王門をくぐったその先の小高い丘に
建っている。つまり受付から一直線上に
真っ直ぐに歩いたところに五重塔が建って
いるのである。尚、妙成寺は五重塔以外にも
重要文化財に指定された建造物が9棟、
県指定文化財に指定された建造物が3棟も
ある能登随一の規模を誇る大寺院なのだが、
その立地などから五重塔以外の他の建造物は
単なるオマケのような配置になっており、実際に
ほとんど印象には残っていない。塔は逓減率
小さい典型的な江戸時代の塔であるが、
細長い塔身に対し、相輪を長くしてバランスを
取るようにするなどの工夫がなされている。
塔は小高い丘に建っているため室生寺の
五重塔
と同様、塔に続く石段を一歩、また
一歩と歩を進める度に違った姿となるところが
非常に見応えがあるが、周囲にある木々が
障害となり、塔の全景をすっきりとした形で
観ることができない点が残念である。