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社名 海神神社(対馬国一之宮)
鎮座地 長崎県対馬市峰町木坂247
主祭神 豊玉姫命
社殿
神社の様子
創建   不詳
旧社格 国幣中社 HP 無し 通算
参拝回数
1回
現在の社殿の
建築年代
大正10(1921)年 文化財
指定
無し

神社の歴史

当社は延喜式神名帳に所載された対馬
上県郡の名神大社・和多都美神社に
比定され、神功皇后が三韓征伐の帰途に
旗八流(八本の旗)を納めた所として八幡
本宮を号したとされ、一説には我が国
最古の八幡神社であるともいわれている。
本社の造営は古くは大宰府所収上県郡の
貢租数ヵ年分を以って充てられ、藩政
時代には対馬藩によって、およそ40年毎に
造営された。中世以降は木坂八幡宮、
上津八幡宮とも称された。このように
江戸時代までの祭神は八幡神だったが、
明治3(1870)年に社名を和多都美神社に
改称、翌年には祭神を豊玉姫命に改めて、
社名も再度改称して海神神社とし、現在に
至っている。


俺の感想
コメント

対馬といえば古来国府が置かれ、江戸時代
には対馬藩の城下町があった鴫原が一之宮の
鎮座地としてはふさわしいような気がするが、
実際に対馬の一之宮である海神神社が鎮座
しているのは木坂という対馬の中でも実に
辺鄙な場所である。幹線道路からも遠く
外れており、対馬に住んでいる人たちでさえ、
この神社を訪ねることはまずないのでは?と
思えるような場所である。(さらに社殿に行く
ためには約280段の階段を登る必要がある。)
私はフェリーで対馬に渡り、自家用車でこの
海神神社を訪ねたが、もしもバスなどを利用
して訪ねていたとしたら…と想像するだけでも
気が遠くなりそうな程の距離である。実際に九州
からのフェリーが寄港する鴫原港から海神神社
までの距離は約50キロもある。(対馬空港
からでも約40キロ)が、そうはいっても対馬の
一之宮は海神神社で間違いないのであるが、
全国の一之宮のことを紹介している書籍の
中でもこの海神神社は実におざなりに扱われて
いることが多い。やはり辺鄙な地にあるから
なのか、はたまた隣町の豊玉町に海の中に
鳥居が立ち並び、潮の満ち引きによって
境内にまで海水が浸水してくる風光明媚で
観光客にも人気の高い和多津美神社がある
からなのであろうか…。本によっては海神神社の
ことはそこそこに和多津美神社のことをメインに
紹介していたりする始末である。しかしながら
自ら俗世間との交わりを絶ったかのような
隔絶された場所に鎮座しているこの海神
神社には他の神社にはない何とも味わい深い
神々しい雰囲気とたまらない魅力がある。
いずれにしても対馬という離島にあることも
あり、全国の一之宮の中でも最も訪ねるのが
困難な神社の一つであることだけは
間違いがないといえる。