前のページへ戻る

トップページへ戻る

私が日本一の名塔だと思っている塔は

2つある。1つは
法隆寺の五重塔

もう1つは醍醐寺の五重塔である。この

2つの塔は私の中ではどちらがどうと

甲乙付け難く、まさに並び立っている

双璧の塔であるといえる。(実際に

法隆寺醍醐寺の五重塔はともに

日本三名塔とされている。)

ちなみに、日本で一番古い五重塔はこの

法隆寺の五重塔であり、三番目に古い

五重塔は醍醐寺の五重塔である。

また二番目に古い五重塔は室生寺の

五重塔
であり、私の見立てではこの

室生寺の五重塔も間違いなく五本の

指の中に入るであろう名塔である。

つまり日本に現存している五重塔は

古ければ古いほど素晴らしい塔で

あるといえるのである。

逆にいえば時代が下れば下るほどに

塔は不細工になっていく…。

普通に考えれば技術や文化は時代が

下れば下るほど進歩するものであるはず

なのだが…。なぜ時代が下れば下る

ほど塔(特に江戸期の五重塔)は

不細工になっていくのだろうか…。

これは私が以前からずっと抱いて

いた疑問であり、考えれば考えるほど

まったくもって不思議なことであるのだが、

もしやこのまま永遠に解けない謎になって

しまうのであろうか?

(余談になるが、三重塔の最高傑作で

あるといわれている薬師寺の三重塔

また、法起寺の三重塔に次いで、

二番目に古い三重塔である。)

『なぜ五重塔は時代が
 下れば下るほど不細工
 になっていくのか?』