トップページへ戻る
心を打つ、美しい日本語のトップページへ戻る

 さみしさの 底ぬけてふる みぞれかな


  出典 : 篇突


  作者 : 丈草
  

  意訳 :
   寒夜に一晩中、草庵で独居するうちに、寂しさの極限を
   突き抜ける境地に至った。ふと気がつくと闇の空から
   みぞれがかすかな音で冷たく降り続いていた。


  解説 :
   丈草は江戸時代中期の俳人。本名、内藤本常。
   尾張国犬山藩士、後に遁世。去来と親交を結び、
   芭蕉に入門。蕉門十哲の一人。