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 やまと歌は、人の心を種として、
 
 万(よろづ)の言の葉とぞなれりける



  出典 : 古今和歌集


  作者 : 紀貫之

  
  解説 :
   わが国最初の勅撰和歌集「古今和歌集」の編者で
   ある紀貫之が、その仮名序文で書いたものである。
   和歌の種子は「人の心」であり、それは外界の変化に
   
誘われて「万の言の葉」すなわち歌となって現れ出ると
   いうわけである。当時から千年以上を隔てた現在、
   文学表現の中心は「和歌」ではなくなったが、その本質
   である「人の心」と「言の葉」との関係は少しも変わって
   いない。つまり日本の言葉は人の心から生まれてくる
   ものなので、かくも美しいものなのである。


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